さくら、最終日も池に泣く…
2008/06/08 17:50
国内女子ツアー第13戦「リゾートトラストレディス」の最終日。首位と4打差の4位タイからスタートした横峯さくらは、立ち上がりからショットをピンに絡めてチャンスを作っていく。2番、4番とバーディを奪うと、7番でボギーを叩いたものの、続く8番パー5で2オンに成功して、3mをねじ込むイーグル奪取。通算9アンダーとし、首位と1打差まで浮上した。
10番でも第2打をピンそば30cmにつけてバーディとした横峯だが、その良い流れを維持できない。12番で「仕方がないけど」というとボギーを叩くと、14番でバーディを奪ったものの、直後の15番パー3でティショットを右の池に入れてダブルボギー。「8Iでセンター狙いだったのだけど、ちょっと右に行ってしまって…。届くかなって思ったけどさらに右に行ってしまいました」と、残念そうに振り返った。
今週は、3日間で3回池に入れてしまった横峯。「いっぱい入りましたね」と、苦笑いを見せたが、終わってみれば首位と3打差の2位。今季初優勝に十分届くゴルフをしていただけに、なんとも悔やまれる。
「優勝できなくて悔しいというより、自分の下手さが悔しいです」と、課題も見えた今大会。その代わり、ライ角を0.5度フラットにしたというショートアイアンは好調で、「次に繋がる」と、自信も見せた。
「優勝したい気持ちが強くなった」と話していた大会前。3日間の戦いを終えて、「手に届くところまではいってないけど、手ごたえは掴めました」と、そこに少し近づいた。次週は実力が試される4日間大会。待望の今季初優勝をあげるには、格好の舞台だろう。