さくら、リフレッシュ効果で「早く勝ちたい!」
2008/06/05 17:49
先週の廣済堂レディスには出場せず、拠点のある宮崎でゆっくり過ごした横峯さくら。休みの間は、映画や買い物でリフレッシュしたそうだが、自宅のベランダにはパターや打撃練習が出来る人工芝を敷き詰めたスペースがあり、「“珍しく”練習もしました(笑)」と、まったくゴルフから離れていたという訳ではない。
「だいぶ休めたので、気持ちの面で余裕が出てきました」という横峯。今季ここまで安定した成績を残しているが、唯一足りないのが“優勝”の二文字だ。「休んでみて、早く一勝したい気持ちが強くなりました。早く勝ちたいです」と、眠りかけていた闘争心にも火がついたようだ。
今大会は、今年からコースが滋賀県のザ・カントリークラブに変わっている。中京テレビBSレディスの翌日の月曜日に18ホールをラウンドしたという横峯は、今週は水曜日にハーフを回り、この日のプロアマで18ホールをラウンドした。コースの印象は、「距離もあるし、グリーンはアンジュレーションがあって難しい。特にショートホールが難しいです」とのこと。「バーディを獲るというよりは、1ホール1ホール、パーを拾っていくことです」と、慎重な姿勢を見せた。
前週の試合を終えて、平均ストローク、パーオン率で全選手中トップにつけている。安定感は抜群なだけに、ロースコアでの争いになれば優勝のチャンスは高くなるだろう。「一勝して安心したいという気持ちもあるかも知れないです」という横峯。ファンも、同じ気持ちに違いない。