遼は予選落ち・・・次週へ「戦える準備をしたい」
2011/02/20 07:39
米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」の3日目。前日、日没サスペンデッドになったため、7時のプレー再開に向けて暗闇の中を選手たちが練習場に向かった。その中に石川遼の姿もあった。
2ホールを残して通算7オーバー、予選通過までは4ストローク足りない状態で、残り2ホールを2イーグルという奇跡が起きなければ予選落ちが確定する。8番のティショットは左右にフェアウェイが分かれた中間のラフに捕まった。しかし、2打目でグリーンを捉えピンまでは上り6mのバーディパットを残す。
残念ながらこのパットを外し、この時点で石川の予選落ちは決定。しかし、パーパットを確実に沈めると、最終9番もティショットでフェアウェイ、2打目でピンの左手前4mに2オンし、パーセーブして予選36ホールのラウンドを終了した。
ラウンド後の石川は、初日にドライバーショット以外全てが思い通りに打てなかったことを悔やんだが、この日のラウンドで気持ちを切り替えるための要素を掴んだ。「今日の2ホールは自分にとって納得いくプレーが出来ました。初戦ということもあって、ショートゲームで固さが目立ってしまいましたが、3日間かけて、段々ゴルフらしくなってきました。また来週も試合はありますので、しっかり戦える準備をしたいと思います」と、予選落ちという結果を受け入れ、次週に気持ちを切り替える。
石川は、次週アリゾナで開催される「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の会場には月曜日に移動し、大会前日の火曜日にコースで最終調整を行う予定だという。