2012年 ニチレイレディス

1打届かず!有村智恵は悔しい2位タイ

2012/06/17 16:57
7バーディを奪った有村智恵だが、要所でボギーをたたき2位タイに終わった。

国内女子ツアー「ニチレイレディス」の2日目に、最終18番でイーグルを奪うなど猛チャージを見せた有村智恵。最終日は3打差からの逆転優勝を狙ってスタートした。1番パー5の3打目をピンに1.5mまで寄せてバーディを先行させた。しかし、2番は2日目と同じようにボギーをたたき一歩後退。だが4番パー3はティショットをピンの左1mにピタリとつけて再びバーディを奪った。

有村のこの日のターゲットは同組でラウンドし、1番から3連続バーディを奪った辛ヒョンジュ(韓国)だった。序盤にスコアを伸ばした辛が単独首位に浮上し、有村も中盤に3連続バーディを奪って食い下がる。しかし、1打差で迎えた16番でボギーをたたいてしまいその差は2つへ。最終18番パー5でバーディを奪った有村だったが、1ストローク届かず通算10アンダーの2位タイに終わった。

ラウンド後の有村は「序盤からバーディの後にボギーをたたいてしまって、そのあともバーディを獲ったあとにボギー。終盤も大事なところでボギーを打ってしまったことは、反省しないといけない。この2日間は良いゴルフができたので、反省を生かして頑張りたい」。

優勝のチャンスが見え隠れする中で、自らのそのチャンスをつぶしてしまったことを悔やむ。そして、初日以外は良いラウンドだったと話しながらも「まだ、安定したゴルフではないので、今すぐ何かを変えたほうが良いのか、いけないのか。毎試合勝ちたいと思ってやっている中で、このまま変えないほうが良いのか、凄く難しいところです」と、気持ちの中では試行錯誤が続いている。(千葉県千葉市/本橋英治)

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