有村、ホールインワンも「今日は12番だけ」
2012/05/13 16:12
国内女子ツアー「フンドーキンレディース」に出場した有村智恵は、初日に2オーバーの25位タイと少し出遅れたが、2日目はイーブンパーで耐えて13位タイに浮上。最終日はスタートの1番パー5でボギーをたたき、5番でもボギーと苦しい展開となった。
ティショットではフェアウェイのセンターを捕らえた1番だが、2打目をグリーン手前40ヤードのラフに入れると、3打目はグリーンをオーバー。ラフからのアプローチはピンを4mオーバーしてパーパットを外してしまった。
前日も課題に挙げたショートゲームでミスもあり、後半11番パー5までバーディを奪うことが出来なかった。ところが、12番パー3では7番アイアンで放ったティショットがカップに吸い込まれ、ツアーでは昨年の「スタンレーレディス」以来2度目となるホールインワンを達成した。
「今日は全然ダメでした。12番ホールだけですね。今日も多くのギャラリーの方々に見ていただいたのに、それまで全く良いところが無かったので、ホールインワンを見せることができて良かったです」とギャラリーに少しでも楽しんでもらえたことを喜ぶ。
その後は全てパープレーとなった有村は、スタート時と変わらず通算2オーバーでホールアウト。順位を1つ下げて14位タイという結果になった。「今日はショットが良かった分、パッティングが決まらなかったのが残念です。ただ、私の場合は常にピンを狙っているので、良いときはピンに絡んでくれますが、かみ合わないとすぐにボギーをたたいてしまうこともあります。でも、ピンを狙っていることで、12番のようなこともありますので、これからもピンを狙っていきます」と攻めのゴルフを続けることを誓った。(福岡県福岡市/本橋英治)