有村、コース攻略に「頭を使わないと!」
2012/05/10 18:25
国内女子ツアー「フンドーキンレディース」は、今年から福岡市内の福岡カンツリー倶楽部に舞台を移すことになった。隣の熊本県出身の有村智恵は、同コースをラウンドするのが初めてで「難しいコースですね」と警戒心を強める。
アップダウンの激しいコースで、グリーンに向かって打ち上げるシチュエーションが多い。風が吹けば、高く上げるショットだとその影響を受けやすく、低く打ち出すと硬いグリーン上にボールを止めることが困難となる。
「このコースはグリーンに乗る確率が少ないと思うし、狙ってはいけないロケーションもある。それこそ、小技に自信が持てないといけないので、しっかりと練習をしたいです」と、大会前日にしてコースの対応用にアプローチの練習に重点を置く。
先週のメジャー初戦は「ショットが悪いときにスコアをまとめられない、自分の悪いクセが出てしまいました。ショットばかりに気をとられて、小技を磨かなければいけないと思い知らされました」と初日こそ好スコアをマークしながら、2日目以降スコアを崩したことを改めて悔やむ。
そして今週の戦いに向けて「すごく頭を使わなければならないコースです。風もあるし、アンジュレーションもきついので、グリーンから逆算して、ティショットの距離も正確に打ち分けていかなければならない」と、攻略法を組み立てる。(福岡県福岡市/本橋英治)