2011年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

有村は2年連続のトップ10フィニッシュ!

2011/04/04 11:56
今大会で2年連続のトップ10入りを果たした有村智恵。メジャーの舞台でも自然体の様子がうかがえる

「クラフトナビスコチャンピオンシップ」最終日。最終18番をホールアウトし、有村智恵は通算2アンダーの7位タイでフィニッシュ。昨年の単独9位に続き、2年連続でトップ10入りを果たした。

だが、有村にとって素直に喜べないのは、優勝スコアとのストローク差だ。昨年はカリー・ウェブと10打差。さらに今年は順位こそ上がったものの、ステーシー・ルイスに11打差にまで開かれた。「私はこのコースだとガマンを強いられるけど、アメリカの選手たちはガンガン攻めてくる。今年も精いっぱいやったけど、まだこれだけの差がある。上との差を、改めて感じました」。

だが、昨年との違いも実感している。今年は「HSBC女子チャンピオンズ」で優勝争いを演じるなど、海外ツアーで実績を積んで臨んだメジャー初戦。「昨年と違うのは、海外で色々な経験を踏まえた上でこの成績を出せたこと。自分の中で、自信に繋げてもいいと思います」。海外で収めた成績の1つ1つが、有村の中で自信を深める要素となり、確かな成長へと導いている。

帰国後は、15日に開幕する国内女子ツアー「西陣レディスクラシック」に出場。「久しぶりの日本ツアーで地元だし、思い入れが強い大会。しっかりと調整をして臨みたいですね」。来週からは舞台を日本ツアーに変え、日本に元気を与える。

2011年 クラフトナビスコチャンピオンシップ