J.ソープが大逆転で連覇! 尾崎直道は10位タイでフィニッシュ
2007/10/29 10:50
カリフォルニア州にあるソノマGCで開催されている、今季米国チャンピオンズツアーの最終戦、「チャールズ・シュワブ・カップ選手権」の最終日。ジム・ソープが見事な逆転劇を演じて今シーズンを締めくくった。
首位から1打差の2位タイでスタートしたソープは、前半2バーディ、1ボギーと我慢のゴルフを展開。なかなか首位に手が届かない状況が続く中、15番でバーディを奪い首位に並ぶと、そのまま最終ホールまで4連続バーディをマークして通算20アンダー。猛烈なラストスパートを見せ、終わってみれば2位以下に2打差をつけてフィニッシュ。今季最終戦を大逆転で大会連覇を果たすという、見事な幕切れを飾った。
デニス・ワトソン(ジンバブエ)は最終ホールでバーディ、フレッド・ファンクは16番でイーグルと、ともに終盤でスコアを伸ばして通算17アンダーとし、2位タイで大会を終えた。4位でスタートしたエドアルド・ロメロ(アルゼンチン)は後半に崩れ通算15アンダーの5位タイでフィニッシュしている。8位タイでスタートした尾崎直道は、前日同様に前半でスコアを2つ落としながら、後半1イーグル、3バーディと大きく盛り返し、通算13アンダー。10位タイでフィニッシュして今季を終えた。
また、賞金ランクトップを独走するジェイ・ハースは通算6アンダーの20位タイ。2年連続の賞金王を確定させている。