L.ニールセンが逃げ切り初優勝！ 尾崎直道は22位タイで終える

ニューヨーク州にあるレッドコースatアイゼンハワーパークで開催されている、米国チャンピオンズツアー第16戦 「コマースバンク選手権」の最終日。前日トップに立ったロニー・ニールセンがローレン・ロバーツの猛追を受けるも、トップの座をあけ渡すことなくフィニッシュ。チャンピオンズツアー初優勝を飾った。

単独首位でスタートしたニールセンは、前日披露した猛チャージから一転、3バーディ、1ボギーと手堅いゴルフを展開。確実にスコアを通算14アンダーまで伸ばして、2位に2打差をつけてそのまま逃げ切り、チャンピオンズツアー初勝利を挙げた。

そのニールセンを追い上げたのは、5位タイでスタートしたローレン・ロバーツ。5バーディ、ノーボギーでラウンドし、この日のベストスコア「66」をマークしたが、前日のストップが響いて、トップと2打差の通算12アンダー、単独2位に終わった。

単独2位でスタートしたトム・マックナイトは、終盤5ホールで3つのバーディを奪うも及ばず、首位から3打差の11アンダー、単独3位に順位を下げた。さらに、3日間安定したゴルフを続けたボブ・ギルダーが通算10アンダーで単独の4位につけた。

このほか、前日26位タイに沈んでいた現在賞金ランクトップのジェイ・ハースは、ロバーツと並んでベストスコアをマークし、最終的に、通算8アンダーの単独8位まで浮上。また、通算4アンダーの22位タイでスタートした日本の尾崎直道は、この日イーブンパーでラウンドし、スコア、順位ともに動かなかった。倉本昌弘は通算4オーバー、64位タイで大会を終えている。