2015年 ショーチャリティクラシック

モンティ首位 痛みを抱えたペイビンが驚異の3位

2015/08/08 12:45
腎臓結石の痛みの中、5アンダーでプレーしたコーリー・ペイビン(撮影は6月、Harry How/Getty Images)

◇米国シニア◇ショーチャリティクラシック 初日◇キャニオンメドウズG&CC (カナダ)◇7158yd(パー70)

賞金、そしてチャールズシュワブカップのポイントレースで首位を行くコリン・モンゴメリー(スコットランド)が、その力を見せつけた。カナダ・カルガリーで行われた「ショーチャリティクラシック」初日に、9バーディ、1ボギーの「62」を叩きだして単独首位。今季2勝目に向け、好スタートを決めた。

7アンダーで2位に続いたのは、ノーボギーの7アンダーで回ったピーター・シニア(オーストラリア)。だが、この日一番の話題をさらったのは、5アンダー3位タイにつけた1995年の全米オープン覇者、コーリー・ペイビンだ。

腎臓結石のために、水曜日には棄権も考えたというペイビンは、大会前日のプロアマを欠場。結石はそのままで、「痛いし、ヒリヒリする」という状態で初日の18ホールを5バーディ、ノーボギーで回ってきた。「もし、明日もプレー出来そうだったらプレーする。自分を傷付けるようなことはしたくない。今日は速く歩くこともしなかったし、なにも急いでやらなかった。それが良かったと思う」と神妙に振り返った。

“病気のゴルファーには注意しろ”という格言を地でいったペイビン。体調最優先だが、「(痛みは)強くなったり、軽くなったりする」という症状を明日もうまくやり過ごせるか?

2015年 ショーチャリティクラシック