2009年 ボーイングクラシック

L.ロバーツが激戦を制す! 尾崎直道、青木功は下位に沈む

2009/08/31 12:00

ワシントン州にあるTPCスノークォルミー・リッジで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第18戦「ボーイングクラシック」の最終日。ローレン・ロバーツが通算18アンダーで今季3勝目を飾っている。

激戦、まさにそんな言葉が相応しい戦いだった。前半3バーディ1ボギーでまとめたロバーツに対し、首位に並んでスタートしたマーク・マクナルティ(アイルランド)は、中盤までに3つスコアを落して優勝争いから脱落。代わって優勝争いに名乗りを上げたのはマーク・オメーラ。6番から3連続バーディを決めるなどしてスコアを伸ばしてきたオメーラに対し、ロバーツも折り返しを挟んだ中盤7ホールで5つのバーディを奪うなど、一歩も譲る気配を見せない。そして迎えたラスト2ホール。ロバーツは連続バーディフィニッシュで通算17アンダーのオメーラを振り切り、今季3勝目を手に入れた。

優勝を争った2人に続いたのは通算14アンダーのダン・フォースマンベルンハルト・ランガー(ドイツ)。続く単独5位にはベストスコア「63」をマークしたハル・サットン、単独6位にはクレイグ・スタドラーが続いた。

40位タイで最終日を迎えた尾崎直道は、6バーディ、4ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばせず、50位タイでフィニッシュ。青木功は78位で大会を終えた。

2009年 ボーイングクラシック