2009年 全米シニアプロ選手権

チャンピオンたちの祭典開幕!初日首位にT.パーツァーとS.ホーク!日本勢は出遅れる

2009/05/22 10:20
初日首位に立ったのはPGAツアー11勝を誇るスコット・ホーク(Hunter Martin/Getty Images)

米国チャンピオンズツアーの第10戦「全米シニアプロ選手権」が、オハイオ州にあるカンタベリーGCで開幕。トム・パーツァーとスコット・ホークが4アンダーで首位タイに並んでいる。

米国シニアツアーのメジャー初戦となる今大会。4アンダーでまず首位に立ったのは安定したゴルフを披露したパーツァーと、2度の連続バーディをマークしたホークの2人。2人は今季賞金ランキング36位と40位、今季ベストフィニッシュはパーツァー8位に対しホーク9位と、実力的にほぼ互角。その2人が並居るビッグネームたちとどう戦っていくのか楽しみだ。

首位と2ストローク差の2アンダー、単独3位につけているのはベルンハルト・ランガー(ドイツ)。昨年の大会、最終日の大崩れで優勝を逃しているだけに、今年にかける意気込みは相当なものがあるはずだ。今季開幕当初の勢いがなくなっていることからも、ここで再び上昇気流に乗りたいところだろう。前回覇者のジェイ・ハースは、1オーバー、23位タイで初日を終えている。

注目の日本勢は、室田淳が3オーバー、54位タイで最高位。続いて尾崎直道飯合肇が5オーバー、89位タイ。渡辺司は9オーバー、138位タイ。青木功は11オーバー、146位タイと、室田を除き、いずれも大きく出遅れている。まずは予選突破を目指し、日本勢の巻き返しに期待したい。

2009年 全米シニアプロ選手権