2013年 全米シニアオープン選手権

井戸木が2打差の12位タイ発進! 尾崎直は33位タイ、首位にペリーら7人

2013/07/12 10:29
シニア世界一の称号を争うトーナメントに出場している日本勢の2人。まずは井戸木が上々の滑り出しを見せた。(Scott Halleran/Getty Images)

◇米国シニア◇全米シニアオープン選手権 初日◇オマハCC(ネブラスカ州)◇6,659ヤード(パー70)

今年のシニアナンバーワンを決するメジャーの舞台で、井戸木鴻樹が上々のスタートを切った。3バーディ、2ボギーの「69」は、首位に2打差に迫る1アンダー12位タイ発進。今年5月の「全米シニアプロ選手権」で、日本人男子として初の海外メジャー制覇を遂げた余韻が今なお残る中、日本が誇るショットメーカーが再びの存在感を見せている。

序盤の12番でボギーを先行させたが、直後の13番でイーブンに戻し、15番でアンダーに乗せるバーディ。1アンダーで折り返した後半もパーセーブを重ね、8番ボギー後の最終9番をバーディフィニッシュ。この日フェアウェイを外したのは2回のみ、パーオン率も8割に迫り、アンダーパーをマークした20人の中に食い込んだ。

上位争いは、難コース特有ともいえる混戦模様。3アンダーの首位タイには、メジャー2連勝がかかるケニー・ペリーほか、フレッド・ファンクトム・レーマンマイケル・アレンら7人。2アンダー8位タイに、ピーター・シニア(オーストラリア)、盧建順(台湾)、シニアルーキーのロッコ・メディエイト、歴代優勝者のベルンハルト・ランガー(ドイツ)の4人が続いている。

予選ラウンドを井戸木と同組で回る尾崎直道は2バーディ、3ボギーの「71」とし、フレッド・カプルスらと並ぶ1オーバー33位タイとまずまずの滑り出し。前年優勝のロジャー・チャップマン(イングランド)は4オーバーの80位タイと出遅れている。

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