プロ新入生のD.イーガーが大逆転でツアー初優勝!
2003/03/10 09:00
メキシコのボスケレアルカントリークラブで開催された、米国チャンピオンズツアー(米国シニア)第5戦「マスターカードクラシック」は、デビッド・イーガーが通算12アンダーでツアー初優勝を果たした。
5アンダー7位タイで最終日を迎えたイーガーは、8バーディ、1ボギーで7ストローク伸ばしてきた。最終日に6ストローク伸ばしたH.アーウィン、そして9アンダー首位からスタートしたT.ジェンキンス、E.ダーシー、B.リツキの4人を1打差でかわした。
アマチュアとしてゴルフを楽しんできたイーガーは、昨年3月に50歳になりプロゴルファーとしての活動を選択。昨年末のQスクールを突破し、チャンピオンズツアー(米国シニア)に参戦している。今シーズンこれまで3試合に出場し、いづれも30位台に入る安定した成績を残していたが、出場4試合目にしてプロ初勝利を挙げた。
シニアツアー新入生のイーガーとは対照的に、ツアー20勝。昨年3度目の賞金王に輝いたアーウィンは、今シーズンまだ優勝がない。最終日も序盤からスコアを伸ばし逆転優勝の期待もかかったが、1歩及ばなかった。
そして、今週は日本の青木功、海老原清治の2人も健闘した。初日4アンダー4位タイと好スタートをきり、青木功は2日目も4位をキープ。最終日は、海老原が2ストローク伸ばし青木に並んだ。通算7アンダーは8位タイ、2人揃ってのベスト10フィニッシュ。この2人の優勝争いが見られるのも、そう遠くないかもしれない。