D.フォースマン首位浮上もT.ワトソンら3人が2打差

◇米国シニア◇三菱電機選手権2日目◇フアラライGC（ハワイ州）◇7,053ヤード（パー72）

2012年のチャンピオンズツアーは開幕戦から混戦模様だ。22日（日）の最終日を前に、ダン・フォースマンが通算12アンダーの単独首位に抜け出したが、逆転へ向け2打差の2位に3人、以下も強豪選手が続いている。

2シーズンぶりとなるチャンピオンズツアー通算3勝目を狙うフォースマンは、後半インで6つスコアを伸ばす猛攻で7バーディ、ノーボギーの「65」をマーク。昨年は未勝利に終わったが2010年の「リージョンズチャリティクラシック」以来の勝利に王手をかけた。

しかし2アンダーの24位タイから出たブラッド・ブライアントが、この日のベストスコア「64」をマーク。8ストローク伸ばして通算10アンダーの2位まで急浮上すると、1イーグル、5バーディで「65」のトム・ワトソン、そしてジェフ・スルーマンも「66」で同じくトップから2打差のグループに。チャンピオンズツアー15勝のジェイ・ハースも、マイケル・アレンと並んで通算9アンダーの5位タイに控えている。

初日トップタイでスタートした昨年度の賞金王トム・レーマンは、この日はイーブンパーで伸ばせず7アンダーの12位タイに後退し、首位とは5打差。6アンダーの14位タイにフレッド・カプルス、コーリー・ペイビンらが名を連ねた。