シムズビーが三つどもえのプレーオフ制し初V 星野陸也は1打及ばず
2020/03/08 16:20
◇アジアンツアー◇バンダル・マレーシアオープン 最終日(8日)◇コタ・プルマイG&CC(マレーシア)◇6977yd(パー72)
3日連続の順延で54ホール短縮競技となった大会は、トレバー・シムズビー(アメリカ)が三つどもえのプレーオフを制して初優勝を飾った。3バーディ、1ボギーの「70」で回ったシムズビーは、ジャリン・トッド、アンドリュー・ドット(オーストラリア)と並ぶ通算13アンダーでホールアウト。18番(パー5)を使用するプレーオフでは、1ホール目でバーディを逃したトッドが脱落。シムズビーは2ホール目でもバーディを奪い、混戦に決着をつけた。
日本勢最上位は通算12アンダー4位タイの星野陸也。4打差から出て1イーグル2バーディ、1ボギーの「69」でプレー。後半12番(パー5)でイーグルを奪うなど終盤トップに並んでいたが、17番(パー3)でボギー。18番も4mほどのバーディトライが決まらず、プレーオフ進出に1打及ばなかった。「17番でスコアを落としたのが痛かったですね、それが大きかった。やっぱり優勝争いしていてボギーを打っていたらダメですね。今週は悔しかったけど、日本に戻ってトレーニングして開幕に備えたい」と話した。
昨季アジア下部ツアー賞金王の資格で出場の関藤直熙が通算11アンダー7位。星野と並ぶ暫定5位から出た阿久津未来也は、岩田寛と並んで通算8アンダー16位でフィニッシュした。
武藤俊憲と堀川未来夢が通算5アンダー38位、大槻智春が通算3アンダー53位、小鯛竜也と木下稜介が通算2アンダー58位、竹安俊也が通算1オーバー70位、市原弘大が通算2オーバー71位で終えた。