大槻智春がアジア開幕戦で首位発進 フィナウ20位
2020/01/09 19:16
◇アジアンツアー◇香港オープン 初日(9日)◇香港GC(香港)◇6701yd(パー70)
アジアンツアー新シーズン開幕戦の初日、大槻智春がノーボギーの5アンダー「65」とし、ウェイド・オームスビー(オーストラリア)と並び首位で発進した。4アンダーの3位にトラビス・スマイス(同)ら3選手がつけた。
今週7日(火)まで、年末から約2週間クラブを握らなかったという大槻。国内ツアーで初優勝を飾り、賞金ランク24位と躍進した2019年だったが、シーズン終盤は「アドレスのアライメントがずれていた」という中で連戦を続けていた。「だから、クラブを握らずに切り替えようと思った。それが、うまくハマったのかな」と喜んだ。
ホールアウト後は大会の公式SNSに英語コメントを求められ、「英語もちゃんと覚えなきゃって思いますね」とぽつり。将来は海外ツアー進出を目指しており、「こうやってアジアの試合に来たときに成績を残せていない」という課題を、2020年は払しょくするのが目標だ。
出場メンバー中、世界ランク16位と最高位のトニー・フィナウは、浅地洋佑らと並ぶ1アンダー20位。片岡大育は2オーバー68位、水野眞惟智、関藤直熙は3オーバー81位で初日を終えた。