J.ドナルドソンが逆転優勝&「全英」切符 片山晋呉は13位
◇アジアンツアー◇タイランドゴルフ選手権 最終日◇アマタスプリングCC(タイ)◇7496yd(パー72)
2位から出たジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)が9バーディ、2ボギー「65」とし、通算21アンダーで逆転優勝を飾った。
通算18アンダーの2位に、首位から後退したクレメント・ソルデ(フランス)と前年覇者のリー・ウェストウッド(イングランド)。通算14アンダーの4位に、セルヒオ・ガルシア(スペイン)とアン・ビョンフン(韓国)が続いた。
今大会は来年7月の海外メジャー「全英オープン」(ロイヤルトルーンGC/スコットランド)予選会を兼ねており、有資格者を除く上位4人に出場権を付与。ドナルドソン、ソルデ、ウェストウッドに加え、この日「66」で通算13アンダー6位としたタイの16歳、パチャラ・コンワットマイが圏内に滑り込んだ。
4人が決勝ラウンドに進んだ日本勢では、片山晋呉が通算9アンダーの13位で最上位。通算6アンダーの20位に、9位スタートから「74」と落とした宮里優作。通算2アンダーの44位に川村昌弘と小平智が並んだ。
<日本勢 上位コメント>
■片山晋呉 5バーディ、1ボギー「68」 通算9アンダー13位
「やることはやったという感じです。やっぱり来て良かった。4日間アンダーパーで回れたし、今週はずっと良かったので、それは手ごたえになる。もうこれで十分、やりきったという感じです。これでまた(世界)ランキングも少し上がるかな。あしたの夕方が楽しみだね(笑)」
■ 宮里優作 3バーディ、2ボギー、1トリプルボギー「74」 通算6アンダー20位
「今日も全然ダメでした。ショットは全体的に良かったと思うけど、4日間パット苦しかったです。こういうグリーンには、なかなか慣れていないしね。最後の18番(1打目を池に2回入れてのトリプルボギー)はティショットでギャラリーのシャッター音が気になっちゃいました」