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ポーラ、プレッセル・・・女子メジャー初優勝を目指す選手たち/クラフトナビスコチャンピオンシップ

今週の「クラフトナビスコチャンピオンシップ」で、ロレーナ・オチョアがメジャー初優勝を果たし、女子の世界ランキングでアニカ・ソレンスタムを抜き、トップに立つかどうかが注目されるが、メジャーでブレークを狙うのは、オチョアだけではない。メジャー初優勝を目指すなかでも共通点のある選手を紹介しよう。

2000年以降LPGAツアーのメジャーは28試合開催されたが、その中でアメリカの選手の優勝は6回だけ。内訳はジュリー・インクスターが2勝、メグ・マローンが2勝、ヒラリー・ランキとシェリー・スタインハウアーが1勝ずつの合計4人。そんな4人に続き、メジャーを制するアメリカ人とは誰なのか。まず世界ランキング4位につけているクリスティ・カーは、ツアーで9勝している有力候補の1人だ。

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クリスティ・カー
「自分にかけてしまうプレッシャーというのが曲者ですね。私は2006年メジャーの2試合で優勝争いしましたが、ツアーで何度も優勝していても、今までとあまり違いを感じませんでした。それは自分の心構えがそうしてしまうからで、メジャーで優勝争いに絡んだときは、今週もひとつの大会に過ぎない、賞金とタイトルがちょっと大きいだけと思わなきゃだめでしょうね」

世界ランキング5位、20歳のポーラ・クリーマーは、今年の開幕戦を含め通算3勝、いつメジャーで勝ってもおかしくないと言われている。

-「過去2年間、メジャーで勝つためにどんなことを学びましたか?」

ポーラ・クリーマー
「忍耐力がつきましたね。私は強気で攻める方で、常にバーディを狙っていますが、メジャーのコンディションでは確実にパーを拾うことが大切です。メジャーで20アンダーの優勝なんてほぼありえませんからね」

やはり、今年優勝しているのがステイシー・プラマナスド。賞金ランキングで2位につけているプラマナスドもメジャー初優勝を狙っている。

ステイシー・プラマナスド
「メジャーと聞くと、すっごく大きな大会だと意識してしまいます。実際に大きな試合なんですが、先週に続く大会なんだと思うようにして、余分なプレッシャーをかけないようにすることが大切です。そうは言っても、メジャーのコンディションは普段とは違いますが、大変なのは誰にとっても同じと思って、自分のゴルフに専念することですね」

ブリタニー・リンシコムは、2006年栄えある「マッチプレー選手権」でツアー初優勝。それがいかに大きかったかを実感している。

ブリタニー・リンシコム
「あれは大きかったですね。あの優勝の後2試合はまごつきましたが、優勝を実感してからは自分もLPGAツアーの一員なんだとしみじみ思いました。優勝の喜びをもっと味わいたいですね」

モーガン・プレッセルは、2005年アマチュアだったときに「全米女子オープン」で惜しくも優勝を逃した。それ以降優勝への思いはさらに強まっている。

モーガン・プレッセル
「2度ほど優勝争いしましたし、メジャーの難しいセッティングは好きなので、このコースでのプレーも楽しみにしていました。私にとって今年4試合目で、ちょうど波に乗りかかったころの大会ですから、自分に期待しています」

ナタリー・ガルビスはすでに250万ドル以上を稼いでいるものの依然として、賞金より貴重なツアー初優勝を狙っている。

ナタリー・ガルビス
「ツアープレーヤーは毎週賞金のためではなく、タイトルのために戦っています。そして年に4回しかないメジャーの大会での優勝を誰もが狙っています。メジャーはコースのセッティングも難しくなりますから、そこで他の出場選手全員に勝つというのは、この上ない喜びそして経験だと思います」

女子の4大メジャーを最後に制したアメリカ人選手を見ると「クラフトナビスコチャンピオンシップ」では、99年のドティ・ペッパーまでさかのぼり、全米女子プロゴルフ選手権」は、ジュリー・インクスターの2000年の優勝が最後、「全米女子オープン」は、2004年のメグ・マローン、そして2006年、シェリー・スタインハウアーが「全英女子オープン」を制している。

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