2012年 ニチレイレディス
期間:06/15〜06/17 場所:袖ヶ浦CC新袖コース(千葉)
横峯さくら「今度こそ掴みました!」
国内女子ツアー「ニチレイレディス」に出場した横峯さくらは、3日間通算1オーバーの34位タイに終わった。最終日は裏街道の10番スタートで、優勝争いとはかけ離れた位置で戦い、2バーディ、1ボギーと静かなラウンドだったが、クラブハウスに引き上げてきた横峯の表情は晴れやかだった。
最終9番で4mのバーディパットを決めたことがそうさせるのか聞いてみると「やっと掴んだんです」という答えが返ってきた。横峯が掴んだのは、持ち球のフェードボール。ドライバーショットは、依然もうひとつというが、アイアンショットで狙った方向に打ち出してイメージ通りに右に曲がる弾道がでるようになったという。
<< 下に続く >>
「8番アイアンで145ヤード、距離も方向も思ったところに打てるようになったんです」と嬉しそうに話す。前日にはアイアンショットの距離感も方向性もバラつきが生じ、チャンスを迎えることができず苦しいラウンドをしていたが、この日は数多くのチャンスを迎えたが、バーディパットが決まらずスコアが伸び悩んだだけだという。
今季はいまひとつ優勝争いに絡めない試合が続いていたが、最終日が終わると横峯の口から「少し感触がよくなったので来週は大丈夫だと思います…」という言葉を何度も聞いてきた。しかし、今回は「本当に掴んだんです」とテンションは高い。その違いを最も強く感じさせてくれたのが「早く来週の試合会場で試したいし、試合に出たい」と、この日掴んだものが本物であることを実証したくてしょうがない様子。シーズンも中盤に入ってきたが、今度こそ横峯の優勝争いが見られそうだ。(千葉県千葉市/本橋英治)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!