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藤田寛之のオーガスタナショナルGCコース解説

オーガスタの最後のパー５です。ティショットが成功したら、セカンドが大きな分かれ目となります。12ヤード前後の打ち下ろしとなり、グリーンの手前には池が広がります。

ただこのグリーン、縦幅が一番長い右サイドで２４ヤード。ほぼ２０ヤード以内と考えられます。それを、残り230、240ヤードくらいから打っていくって、考えただけでも難しいじゃないですか。何とかしてボールを止めなくてはいけない。ショートでは池ポチャ、これがナイスショットで強いボールになっても、グリーンをこぼれてオーバーしてしまう。奥は下っており、グリーンは右上から左手前に向かって傾斜があるので、打ち上げ、ラインは下りのアプローチが残ってしまいます。

そしてグリーンの左側は縦幅が１５ヤードくらいしかありません。本当にシビアですよね。２打目を刻んでも、スピンで戻って池に落ちてしまうんじゃないかという恐怖感がある。前回出場した時は、グリーン右上のエッジに２オンする良いショットを打てましたが、とにかく風やライ次第。今回はやはり、３打目勝負という感じでしょうか。