2022/08/04振るBODYメソッド

ヒジと手首の痛みを予防する簡単ストレッチ

ヒジや手首はゴルフスイングによって負担がかかり、痛みや張りが出やすい部位です。痛みを予防するためには、普段からストレッチでやわらかさを保ちつつ、ラウンドや練習後にしっかりとほぐすことが大切。痛みを感じる前に、今回ご紹介するストレッチでしっかりと対策しておきましょう。 (1) 右手を前に伸ばし、手のひらを上に向けます (2) 手首を甲側に曲げて左手で右手の指を手前に引き、20秒間キープします (3) 次に、右手のひらを下に向けて手首を手のひら側に曲げます。左手で右手の甲を手前に引き、20秒間キープします (4) 左手首も同様に行います ポイントは、腕をしっかりと伸ばして痛みを感じない程度に前腕...
2022/08/18振るBODYメソッド

腕の筋肉痛や関節痛を軽減するゴルフ後のストレッチ

ラウンドの後半や練習場でたくさん球数を打ったあと、腕に張りやだるさを感じたことはありませんか? そのまま放っておくと、ひどい関節痛や筋肉痛になってしまう可能性があります。肩から手首にかけての関節と筋肉を、ストレッチでアフターケアしましょう。 手のひらを上に向けて外旋するストレッチ (1) 右ヒジを曲げて手のひらを上に向け、左手で右手の人差し指つけ根あたりを下からつかみます (2) 右腕を外旋して手のひらを外側に向けます (3) 右手のひらの向きをキープしながらヒジを伸ばし、30秒間キープします (4) 左腕も同様に行います 手のひらを下に向けて内旋するストレッチ (1) 右ヒジを曲げて手の...
2022/09/01振るBODYメソッド

ナイスショット率を上げる腕の脱力運動

良いショットを打とうと意気込むほど、腕に力が入ってミスショットをしてしまいがちです。今回は、ショット前に短時間でできる簡単な腕の運動をご紹介。大事な一打の前に、腕をリラックスさせて無駄な力を抜いておきましょう。 両手を合わせて手首を反らせる (1) 両手のひらを体の前で合わせ、左手を半分上にずらします (2) 両手を右脇付近に移動し、右手の指のつけ根あたりを左手で押します (3) 逆の手でも同様に行います (4) (2)(3)を10~15回くりかえします 両手のこぶしをぐるぐる回す (1) 両腕のひじを曲げて、両手は軽く握りこぶしを作ります (2) 脇が開かないように意識しながら、自分から...
2022/09/15振るBODYメソッド

スイング中の腕の余計な動きを防ぐストレッチ

意識していてもなかなか直せない、スイング中の左ひじの曲がりや脇の開き。腕が余計な動きをすることで、打球も乱れがちになってしまいます。原因の一つとして考えられるのが、関節や筋肉の硬さ。今回ご紹介するストレッチで手首から肩周りまでを十分にほぐし、カッコいいスイングと打球の安定を目指しましょう。 両手を広げて手首を曲げるストレッチ (1) 両手を真横に広げて手のひらを下に向けます (2) 両手首をゆっくり反らせて手のひらを外側へ向けます (3) (1)の状態に戻ってから、手首を曲げて手のひらを内側へ向けます (4) (1)~(3)を10回程度くりかえします 肩をリラックスさせて腕をまっすぐ伸ばすこ...
2022/09/29振るBODYメソッド

腕と体の一体感を作るためのストレッチ

腕と体がバラバラに動くスイングでは、打球はなかなか安定しません。今回は腕と体を同調させるための第一歩として、肩周りから腕にかけての関節のやわらかさと一体感を作るためのストレッチをご紹介します。 四つん這いで腕と肩のストレッチ (1) 四つん這いになり、両腕を外回りに回して指先を後ろへ向けます (2) おしりをかかとに近づけるように後ろへ動かし、腕に心地よい張りを感じるところで5~10秒キープします (3) (1)~(2)を5回くりかえします アドレス時の姿勢キープにも効果はありますが、自分の体重を使った分だけ強く伸ばせるので無理は禁物です。最初はおしりがかかとにつかなくてもOK。また、手をつ...
2022/10/13振るBODYメソッド

ひざ痛の軽減と予防に効く運動

ラウンド中にひざの痛みが出ると、しっかりとスイングできないばかりか、歩くことすらつらくなる場合があります。ひざの痛みを軽減・予防するには、ひざ関節を支える筋肉を強化することが大切。しかし、いきなりスクワットなど負荷が大きいトレーニングをするのは、かえって痛みを悪化させる可能性があるので危険です。今回はひざ関節に負荷をかけずにできる運動をご紹介します。 ひざ裏のタオルを押しつぶす運動 (1) 仰向けで寝た状態で、ひざの裏側に丸めたタオルを置きます (2) タオルをつぶすようにひざ裏で押さえつけ、5~10秒間キープします。 (3) (2)を5~10セット繰り返したら、反対の足でも同様に行います ...
2022/10/27振るBODYメソッド

スイングの土台をつくる太ももトレーニング

運動不足によって太ももの筋肉が衰えてくると、スイング中に下半身の踏ん張りがきかなくなってスウェーしたり、フラついたりするようになります。そればかりか、ひざ関節を支える力が弱くなり、痛みが出てしまうことも。今回はちょっとした空き時間を使って簡単にできる太もものトレーニングをご紹介します。 床に座って足を持ち上げる運動 (1) 床に座って片足を伸ばし、体の後ろに手をついて支えます (2) つま先を上に向けたまま足を床から30~50cmくらいまで持ち上げ、ゆっくりと下ろします (3) (2)を10~15セット繰り返したら、反対の足でも同様に行います つま先を外側に向けて足を持ち上げる 次に、つま...
2022/11/10振るBODYメソッド

飛距離アップに効く下半身強化トレーニング

より遠くへ飛ばすためには腕力よりも下半身の柔軟性や筋力が大切です。ゴルフスイングには日常生活ではあまりない下半身の動きが含まれており、普段から意識して動かさないと捻転が浅くなり飛距離が落ちてくることも…。そこで今回は、スイングに必要な下半身の柔軟性と筋力を身につけるトレーニングをご紹介します。 ひざを中心に足を回旋させる運動 (1) 足を前後に開き、ひざを曲げて腰を少し落とします (2) 足の裏を床につけたまま、前側の足のひざをゆっくりと外側へ動かします (3) そのまま、今度はひざをゆっくりと内側へ動かします (4) (2)(3)を10~15回程度繰り返したら、逆の足を前にして同様に行いま...
2023/05/25振るBODYメソッド

脱力したいときこそいったん力む! 力みのないアドレス作りに役立つ即席ストレッチ

アドレスでつい力んでしまう…そんな悩みを解決できる、スイング前にその場でできるストレッチをご紹介します。力みのないアドレスを作ることで、手打ちや体の伸び上がりを予防できます。 アドレスの姿勢を取って、両ヒジを真っすぐ引き上げます。やり方はこちら。 (1)2秒ほどかけて両ヒジを真上に引き上げます (2)この時、首を短くするようなイメージで肩をすくめるようにしてください。肩・肩甲骨・腕に力が入るのを意識します (3)一番上まで上がったら、肩甲骨を引き寄せるイメージで1秒グッと力みます (4)腕の重さを利用して重力に逆らわずにストンと脱力します。首を長くするイメージで力を抜きます (5)同じ動きを...
2023/06/08振るBODYメソッド

神谷そらほど回せとは言わないが…「スウェー防止」のウォームアップ術

今回はバックスイングでのスウェー防止法を紹介します。肩や股関節の可動域が小さいと、クラブを上げるときに体を右にズラして“体を回している気”になってしまいがち。このストレッチで、正しく体を回転させる感覚を覚えましょう。 アドレスの体勢から右足を一歩前に出し、両手をクロスさせて肩に乗せます。 (1)目線は上げずに仮想ボール位置べ。実際にボールを置いてもOKです (2)上半身だけをひねる意識で、クラブを上げるようにゆっくり体を回します (3)最初はゆっくり、回転量も小さく始めましょう。このとき意識するのは、「右足にしっかり体重を乗せ、右足裏が地面から離れないこと」と「お尻が右足の外側に出ないこと」...
2023/06/22振るBODYメソッド

カベを使って体をキュッと“雑巾絞り” 脱!オーバースイングストレッチ

バックスイングで胸が回らないと、その分腕の動きが大きくなってオーバースイングになりがちです。カベを使って体全体を捻じるストレッチで、胸を開く感覚を覚えましょう。カベを使うことで姿勢が固定されるので、雑巾を絞るように上半身・下半身のひねりを深く感じられるようになります。 脚は肩幅くらいに開いて、カベの横に立ちます。 (1)つま先・顔は正面に向けたまま、両手のひらがカベにベッタリつくよう手をつきます (2)手の幅は肩幅より少し広め。下半身はそのままで胸をカベに向け、肩甲骨を開く感覚を意識しましょう (3)その状態から、つま先をカベと反対方向に向けると、胸・腰・背中の捻じれがさらに感じられるように...
2023/07/06振るBODYメソッド

トミー・フリートウッドのような側屈を作る 捻じれを感じるストレッチ

トミー・フリートウッド(イングランド)までとは言わないけれど…ゴルフクラブを使ったストレッチで、しっかり念転させたスイングを身につけましょう。実際にスイングすると、思った以上に体を捻じれていない人も多いはず。クラブを持って上半身を固定することで、念転と体を横に倒す側屈の感覚を覚えさます。 両足をアドレスと同じ幅に開き、7Iを持って右足つま先の前にクラブをつきます。 (1)クラブの上に両手を乗せて、ヒジを伸ばしたままキープします (2)その状態から右ヒザを内側に折ってゆっくり体を捻じっていきます (3)この時、背筋が曲がらないように前傾姿勢をキープ、腕は伸ばしたまま、地面と平行になるように意識...
2023/07/20振るBODYメソッド

自分の「正しいトップの位置」がわかるお手軽ストレッチ

今回はオーバースイングを防ぐストレッチの第二段。テークバックで上半身を捻じるとき、体は止まっているのに腕でクラブを上げてしまっていませんか?腕が上がる位置の限界と、腹筋を意識することで、正しいトップの位置を体に覚えさせる動きをお伝えします。 アドレスした状態から、両手を肩に置きます。 (1)前傾を保ったまま、テークバックをするように体を右側に捻っていきます。この時、両足裏が地面から離れないよう注意。腹筋に力を入れてお腹から身体を捻じる感覚を意識しましょう。 (2)捻じれなくなったところで両腕を右側に伸ばします。個人差はありますが、大体は床と平行になるくらいまで上げると窮屈に感じる方が多いです...
2023/08/04振るBODYメソッド

「下半身リード」成功の秘けつは“右わき腹のシワ” スタート前のたった10回エクササイズ

プロのスイングを見ると、ダウンスイングからインパクトにかけて右わきからわき腹にかけてのシャツにグッとシワが寄っているのが分かります。アマチュアの方は、腰の回転を意識しすぎて腕と体が一緒に回ってしまい、下半身リードでクラブが下せなくなりがちですが、この右わき腹の“縮み”を意識することで、下半身リードで自然に手が落ちてくるスイングが身に着きやすい。アドレスの位置(高さ)に手元が自然と下りてくるようになります。 アドレスの姿勢から、両手を頭の後ろで組みます。 (1)前傾をキープしたまま、体を右側に倒します。この時、頭の位置が足の幅から外側に出ないように注意しましょう。正しく倒せていれば、腰が左側に...
2023/08/17振るBODYメソッド

スタート前に10回やるだけでも別人に「右ひざ」が前に出なくなるストレッチ

ダウンスイングでフトコロが広く作れると、左に振り抜けるようになってショットの方向性が安定するようになります。 フトコロが狭くなる原因はいろいろありますが、改善するにあたっていちばん意識しやすいのは“右ひざ”。大抵のアマチュアの方は、ダウンスイングで右ひざが前に出てお尻が後ろに下がり、さらに左に突っ込む動きになって手を通すスペースが狭くなります。ダウンスイングで腰はしっかり回しつつ、右ひざが前に出ないような動きを身につけましょう。 アドレスする際の足幅から一足分ずつ足を外にし、広めのスタンスで立ちます。上体は前に倒さず、スクワットする意識で背筋を伸ばして腰を落とします。 (1)両手をまっすぐ前...
2023/08/31振るBODYメソッド

よしっ、今日は左に踏み込めるぞ! 体重移動をうながす“時短ストレッチ”

切り返しでしっかり左足を踏めないと、体重移動がスムーズにいかずうまくボールをとらえることができません。右足に体重が残ったままになると、頭だけ動いて突っ込みやすくなることも。左足が踏めない原因のひとつに、「左の股関節がきちんと動いていないこと」が挙げられます。そこで、今回は股関節の可動域を広げ、左足に体重が乗ったダウンスイングを体に覚えさせるストレッチをご紹介します。 足は肩幅の広さ、床と平行になるようにクラブを持って腕を伸ばし、肩の高さでキープします。今回は7番アイアンを持っていますが、持ちやすいクラブでOKです。 (1)腕の高さをキープしたまま、上半身を左に捻じります。このとき、おへそ・骨...
2023/09/14振るBODYメソッド

今日からオレは「腰引け」とおさらばだ たった10回の体重移動ストレッチ

ダウンスイングで腰が引けてしまうと、体が開きやすく、スライスや引っ掛けなどいろんなミスが出ます。そもそも腰が引ける原因のひとつは、トップでうまく右側に体重を乗せたとしても、そこからスウェーを怖がって左足にしっかり体重移動ができていないから。今回は、左足に体重を乗せる感覚をつかむストレッチをご紹介します。 両足を大きく広げ、腰を落として前傾します。 (1)手だけを動かさないよう、両手は頭の後ろに組みます。 (2)続いて、ダウンスイングと同じように左側に体重移動しながら上体を左に捻じります。このとき、右ヒジを(仮想の)ボールにぶつけるイメージで動かすと、体重移動がしやすくなります。左足のヒザが伸...
2023/09/28振るBODYメソッド

「左の壁」ってこういうことか インパクトの再現性を高めるストレッチ

ダウンスイングで腰がスウェーすると、打点がズレやすく球に当たりにくくなってしまいます。『スウェーしないよう左の壁を意識する』と言ったりもしますが、その左の壁を作るためにはしっかり腰を回すことが重要。自分では腰を回転させているつもりでも、実は上半身や手だけを動かしていたり、左腰を引いているだけの人が意外と多いです。腰の回転ができていないと、左に流れてスウェーにつながりやすい。今回は腰を回す動きを体に覚えさせるストレッチをご紹介します。 足を肩幅の広さで開き、クラブを腰骨に当てて立ちます。 (1)右足を一歩引いて、クラブを腰にくっつけたまま左側に腰を回します。この時、顔は一緒に左(目標)を向いて...
2023/10/12振るBODYメソッド

良い子はスピースの真似をしないように…「左ヒジ引け防止」のお手軽エクササイズ

米ツアー13勝のジョーダン・スピースの左ひじの使い方と、アマチュアの方の左ひじ引けは似ていて非なるもの。アマチュアの方のように、前傾が起き上がってフォローで左ヒジを後ろに引いてしまうクセがあると、インパクトでクラブが吊り上がって打点がズレやすくなります。そしてボールに当たらないからといって無理に当てようとしたり、アドレスでボールに近づいたり…と、それだと根本的な解決にはなりません。 左ヒジを引いてしまう原因のひとつは、左肩が硬くて外側に回らないこと。本来フォロースルーで左肩が外側に回って、左ひじは畳まれていくのが自然です。1ステップでできる簡単なエクササイズで、肩からしっかり腕を回す動きを身に...
2023/10/26振るBODYメソッド

「下半身リード」ってこんな感覚かッ! “手打ち番長”必見のエクササイズ

「腰をちゃんと回そう」という意識はあっても、上半身やヒザを動かすだけで腰を回した気になっていませんか?今回はクラブを使った簡単なエクササイズで、腰を回転させる感覚を体で覚えてもらいます。 クラブを両手で持ってヒザ立ちになります。クラブがなくても、上半身が固定できるように正面の壁などに手をついた形でもOKです。 (1)体の中心は動かさず、背筋を伸ばしたまま腰だけを捻ります(左腰を回す)。 (2)このとき肩が動かないように注意しましょう。 (3)腰だけを回転させると、本来45度くらいが限度。おへそがちょっと正面から左横を向くくらいでOKです。20回を目安に行いましょう。 上半身が止まって下半身だ...