2022/11/24振るBODYメソッド

飛ばす力をためるテークバック強化エクササイズ

飛距離を出すために大切なのは、テークバックで弓を引き絞るようにパワーをためること。しかし、ゴルフクラブを手にすると意識がヘッドへと向いてしまい、体を使ってパワーをためる動きがおろそかになりがちです。そこで今回は、テークバックに必要な筋力や柔軟性を向上させつつ、正しい動きを体に覚えこませるエクササイズをご紹介します。 左手をひざ、右手を後頭部に置いて上体を捻転 (1) スイング時よりも少し深く前傾し、左手を右ひざ、右手を後頭部に置きます (2) 下半身が動かないように意識しながら、上体を右にねじれるところまでゆっくりねじります (3) (2)を15回程度繰り返したら、右手を左ひざ、左手を後頭部...
2022/12/08振るBODYメソッド

“踏む力”を強化してヘッドスピードを上げる

ヘッドスピードを上げるために、“地面を踏む力”を活用するスイング理論を聞いたことがあるかもしれません。しかし、この“踏む”という感覚は、なかなかつかみにくいものです。そこで今回は、地面を踏む感覚が身につき、強化も期待できるトレーニングをご紹介します。 足を前後に開いてゆっくりスクワット (1) 直立姿勢から足を前後に開き、手を腰に当てます (2) 前側の足で地面を踏むように意識しながらゆっくりと腰を落とし、ゆっくりと元の姿勢に戻ります (3) (2)を10~15回程度繰り返したら、足の前後を入れ替えて同様に行います 運動中は常に地面を踏む意識を持つことで、徐々にその感覚を身につけることができ...
2022/12/22振るBODYメソッド

クラブヘッドを走らせる体の動きをマスター

クラブヘッドを効率よく加速させるには、ただ体を速く回せば良いわけではありません。インパクトの手前で体の回転にブレーキをかけることによって、ヘッドが最大限に加速するのです。今回ご紹介するエクササイズで、理屈では分かっていてもなかなかできないヘッドを加速させる体の動きをマスターしましょう。 右足を引いてスイングと同じように腰を回す (1)アドレスの姿勢から腰に手を当て、左足に体重を残したまま右足を後ろに引きます (2)テークバックをするように、バランスを崩さないところまで腰を右へ回します (3)フォローまで一気に腰を左へ回します (4) (2)~(3)を15回程度繰り返します 右足を引いてスイン...
2023/01/19振るBODYメソッド

ゴルフクラブで「四十肩・五十肩」のイテテテを解消

デスクワークなどで、長時間同じ姿勢で仕事をしていると肩関節が固まりがちです。腕が上がりにくくなる四十肩・五十肩を予防・改善するには、ふだんから肩関節を動かしてやわらかく保っておくことが大切です。今回はゴルフクラブを使って気軽にできる肩関節のストレッチをご紹介しますので、仕事の合間の気分転換にぜひ毎日実践してください。 クラブを杖にして上体を前傾させる (1) ゴルフクラブのグリップエンドを両手で持ち、上体を前傾して杖のようにつきます (2) 頭を少しずつ地面に近づけるように下げて、肩関節を止まるところまで伸ばして10秒間キープします このストレッチのポイントは背筋を伸ばしたまま前傾すること。...
2023/02/02振るBODYメソッド

シーズンインに向け体の“カチコチ”をほぐそう

寒い冬はゴルフを控えるという方も多いでしょう。ただし、いつでも再開できるように最低限の体の柔軟性は保っておきたいところ。そこで今回は、久々のゴルフでもしっかりと体を回すことができる、オフの間に続けたいストレッチをご紹介します。 ひざ立ちから片足を横へ伸ばして側屈運動 (1)ひざ立ちの状態から片足を横へ伸ばします (2)ひざ立ち側の手を上げ、伸ばした足の方へ上体を倒して側屈していきます (3)(1)と(2)を10回繰り返したら、逆サイドも同様に行います 肩関節まわりからわき腹(広背筋)、内もも(内転筋)まで、スイングで使う部位を広範囲に渡ってストレッチできる運動です。短時間でできるので、忙しい...
2023/02/16振るBODYメソッド

スタート前にやらなきゃ損!たった30秒の「捻転ストレッチ」

遠くへ正確にボールを飛ばすためには、体をしっかりとねじって捻転を生むことが不可欠。しかし、力まかせにねじろうとしても体は深く回ってくれません。今回ご紹介するストレッチは、背中周りの筋肉を柔らかくすることで、トップ時での上下の捻転差を大きくする効果があります。体が回るようになると手打ちも防ぎやすく、ミスショットを減らせる効果も期待できるのでぜひお試しください。 足を組んで上体をねじる運動 (1)床に座り、左足のひざを立てて右足を上に乗せます (2)足を組んだまま右足のももが床につくまで右へ倒します (3)上体をねじって後方に両手をつきます (4)ひじを曲げて無理のないところまで胸を床に近づけ、...
2023/03/02振るBODYメソッド

ゴルフにも効果的 イスに座ったままできる“肩すっきり”ストレッチ

長時間デスクワークをしていると、だんだん肩が重くなってきませんか? そんなときには、イスに座ったままできる簡単ストレッチがおすすめ。肩をすっきりさせて仕事の効率を上げましょう。もちろんゴルフスイングにおいても、肩まわりを柔らかくすることでトップが深くなったり、フォローを大きく取れるようになったりと、良い効果が期待できます。 手を頭の後ろで組み、ひじで大きな円を描く (1)頭の後ろで両手の指を組み、両ひじを横方向へ開きます (2)右ひじで空中に大きな円を描くように、ゆっくりと上体を動かします (3)右ひじを5回転させたら、左ひじでも同様に5回転させます ひじを大きく回すことで僧帽筋(そうぼうき...
2023/03/16振るBODYメソッド

アドレスの見た目3割増し! たった15秒の“お辞儀ストレッチ”

せめてアドレスだけでもカッコよく見せたい!そんなアナタには、お尻とモモ裏のストレッチがおすすめです。下半身の後ろ側の柔軟性を高めると、前傾姿勢を保ちやすく、いわゆる”キレイなアドレス”がとりやすくなります。そのストレッチ効果を期待できるヒントが「お辞儀」にあります。 両足を肩幅に広げ、背筋を伸ばしたままお辞儀するイメージ (1)両足を肩幅に広げて軽く膝を曲げ、背筋を伸ばした状態でお辞儀します (2)5秒かけて、床と並行になるくらいまでゆっくり前傾 (3)5秒キープしてから、5秒かけて元の姿勢に戻す 前傾を深くしていって、お尻とモモ裏が突っ張る感覚があればOKです。その際に背中を丸めたり、ヒザ...
2023/03/30振るBODYメソッド

「お辞儀ストレッチ」第2弾! キレイなアドレスは“ハム”で作ろう

カッコよく見えるアドレスを作るには、骨盤から上半身をキチンと前傾させることが大切です。モモ裏(ハムストリング)とお尻を伸ばすことで、クラブを握ったときに猫背になるのを防ぎます。前回の“お辞儀ストレッチ”にプラスして、今回はよりモモ裏に負荷のかかる動きを紹介します。股関節から上半身を前に倒す感覚を覚えて、正しいアドレスやスイングづくりに役立つストレッチをご紹介します。 片足を一歩前に出して、お辞儀の姿勢 (1)片足を一歩前に出して、上半身が床と並行になるまで5秒かけてお辞儀します このとき、前に出した足のモモ裏が伸びる感覚があればOKです (2)5~10秒キープした後、5秒かけて体を起こします...
2023/04/13振るBODYメソッド

猫背諸君! スタート前に“バンザイ”10回 ハイッ、やってみよう~

前回に続いて、カッコいいアドレスづくりに役立つストレッチをご紹介します。アドレスがいまいちキマらない理由の一つが猫背。背中が丸まると、手元が下がってクラブをしっかり振り切れなくなってしまいます。肩の可動域を広げて猫背を改善するストレッチをご紹介します。 肩幅に脚を広げて立った姿勢から、クラブを構えるより少し深めに前傾します (1)両腕を脱力して下に垂らした状態から、ゆっくり上げていきます (2)耳の後ろくらいまで上げていきます。このとき、背中が丸まらないように注意してください (3)指先・頭・お尻が一直線になるようにし、2~3秒キープ (4)これを10回繰り返します 猫背の状態から無理やりク...
2023/05/11振るBODYメソッド

片手バンザイストレッチで「猫背改善+可動域UP」

今回は、前回の猫背改善のための“バンザイ”ストレッチの応用編をご紹介します。今回は片手バンザイストレッチ。猫背の改善に加え、肩甲骨の可動域アップに役立ちます。左右の回転の動きが加わるので、スイングで体を回す動きにつながります。 肩幅に脚を広げて立った姿勢から、クラブを構えるより少し深めに前傾します。 (1)両腕を脱力して下に垂らし、手のひらを合わせます (2)天井を見上げながら、胸を開く意識で片手を上げます (3)この時下げているほうの手は動かさず、上げた手と一直線になるようにしてください (4)上げている方の手のひらは、外側を向くようにしてください (5)上げた腕は上でキープせず、すぐに下...
2022/04/21振るBODYメソッド

良いスイングと良い姿勢をつくる捻転エクササイズ

ゴルフスイングは、テークバックで上半身と下半身を大きくねじることで、飛距離アップやスライス防止などの効果が期待できます。しかし、この「体をねじる」動きは日常生活の中であまりなく、意識して動かしていないと、どんどんねじれなくなってくるのです。とくに猫背になっている方は要注意。背中が丸まっていると、深くねじる動きはできません。今回ご紹介する捻転力アップのエクササイズで、良いスイングと良い姿勢をつくりましょう。 体にねじる動きを覚えこませるエクササイズ (1)仰向けに寝て両手を広げ、ひざを直角に曲げた状態のまま足を少し浮かせます (2)足を浮かせてひざの角度をキープしたまま、体をねじって足を右側に...
2022/05/12振るBODYメソッド

下半身の“踏ん張り力”アップでスイング安定

スイングを安定させるには、土台となる下半身の“踏ん張る力”が重要です。特にテークバックで右足を踏ん張れないと、クラブの上がる位置がインサイドになりすぎて軌道が乱れたり、トップで左足に体重が乗るリバースピボットになったりして、スライスを始めとした様々なミスにつながります。今回ご紹介する“踏ん張り力”を鍛えるエクササイズで、スイングの基礎レベルアップを図りましょう。また、下半身の血行促進効果も期待できるので、デスクワークが多い方にもオススメです。 (1) 直立した状態から両足のスタンスを肩幅よりも少し広めにとり、両腕を地面と平行になるように正面へ持ち上げます (2) 両腕を地面と平行に保ったまま...
2022/05/26振るBODYメソッド

ブレないスイングを作るためのバランス向上エクササイズ

前回は下半身の筋力アップエクササイズを紹介しましたが、スイングを安定させるためには、体のバランスを取る能力も大切な要素となります。スイング中の体のぐらつきは、スイング軌道の乱れに直結します。特に普段から硬いソールの革靴やヒールの高い靴を履く機会が多い方、歩行時につまずきやすい方は、バランス能力の低下に注意が必要です。今回ご紹介するバランス能力向上エクササイズで、ミスの出にくいスイングを作りましょう。 ジャンプ&片足立ちエクササイズ (1) 両足で真上にジャンプし、右足だけで着地します (2) 片足立ちのまま、スイング時のようにひざを軽く曲げて上体を前傾させ、その体勢を3秒間キープします (3...
2022/06/09振るBODYメソッド

打点のバラつきに効く! 正しいコックを作るためのエクササイズ

フェースの打点がバラついて弾道が安定しない方は、手首のコックの仕方に問題があるかもしれません。スライスが多く出る場合は、インパクトで手首の角度を戻しすぎてフェースが右に向いてしまっている可能性があります。また、手首は普段から意識して動かしていないと可動域が狭くなりやすい部分でもあります。今回は、スイング中の手首の正しい動かし方を覚えながら可動域を広げられるエクササイズをご紹介します。 腕を正面に伸ばして手首を縦に動かす (1) 右腕を体の正面方向に水平になるまで上げて伸ばし、手を軽く握って親指を立てます。左手は右肩に添えて、体が動かないように意識します (2) 右手親指が正面方向を指すように...
2022/06/23振るBODYメソッド

スイングを整えるための股関節捻転ストレッチ

バックスイングで捻転が足りず、クラブがトップ位置まで上がらないとき、無意識のうちに別の部位を使って足りない分を補おうとします。代表的な例は手首のコックを入れすぎてしまうこと。そうなると、インパクトのタイミングを取ることが難しくなり、スライス、ダフリ、トップといったミスが出やすくなります。体の余計な動きを増やす原因となる捻転不足を、今回ご紹介する股関節ストレッチで解消しましょう。 股関節の外旋ストレッチ (1) 仰向けに寝た状態から足を腰の幅くらいに広げ、ヒザを90度曲げて立てます (2) 両ヒザを外側へゆっくりと開きます (3) 上記を10~15回繰り返します 両ヒザを開くときに背中が反って...
2022/07/07振るBODYメソッド

スイング中のフラつきに効く足首のストレッチ

アドレスで十分に前傾できなかったり、スイング中にバランスを崩してフラついたりする方は、足首の固さが原因かもしれません。足裏をしっかりと地面につけて体のバランスを取れるように、ストレッチで足首の可動域を広げておきましょう。バランスを取りやすくなると、ダウンスイング中の体の浮き上がりを軽減できるほか、様々なミスの防止につながります。 床に座って足首を曲げ伸ばすエクササイズ (1) 床に座って右足を伸ばし、少し浮かせます。手は後ろの床につけて体を支えます (2) 右足首を曲げられるだけ曲げて、つま先を体に近づけます (3) 右足首を伸ばせるだけ伸ばして、つま先を体から遠ざけます (4) (2)と(...
2022/07/21振るBODYメソッド

ショットミスを減らす背すじキープエクササイズ

スイング中に背すじが丸まったり、反ったりしてしまうと、クラブの軌道が乱れてボールにしっかりと当てることが難しくなります。トップやダフリ、スライス、フックといったあらゆるミスの原因にも…。今回ご紹介する背すじの姿勢をキープするエクササイズで、打点やクラブ軌道を安定させましょう。 美しいアドレスをつくるエクササイズ (1) 両手でクラブを持って後頭部、背中、おしりの3点にクラブが付くように当てます (2) クラブが3点から離れないように意識しつつ、ゆっくりと股関節から前傾しておじぎをします (3) おじぎの姿勢からゆっくりと直立姿勢に戻ります (4) (2)(3)を10回程度くりかえします。 ア...