2024/05/02欧州男子
ハンドメイドブランドとコラボ
FASHION
デービス・ラブIII
Davis Love III(60)
生年月日 | 1964/04/13 | プロ転向 | 1985年 |
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出身地 | ノースカロライナ州 | 身長/体重 | 187cm/77kg |
国籍 | アメリカ合衆国 | 出身校 | ノースカロライナ大 |
通算勝利 | 日本 1勝 米国 21勝 (海外メジャー 1勝) |
デービス・ラブ3世といえば80年代後半から90年代前半にG・ノーマン、F・カプルスらと一緒の屈指のロングヒッターとして有名。ツアーでは1997年の全米プロのメジャー勝利を含め19勝している。全体的にまとまったオーソドックスの動きに見えるが、アップライトなスイングプレーン、ダウンスイングでの「タメ」、インパクトゾーンでのリストターンなどパーシモンドライバーで土台となるスイング造りをした流れがまだ残っている。テークバックでは左肩・グリップ・クラブヘッドの3ポイントを直線イメージにして低く、遠くに大きくというビッグアーク(弧)を描くイメージで引き上げていっている。手首を使いすぎて早急にテークバックを引いてしまう悪い癖を持つゴルファーには参考になるだろう。詳しく観察して気になる点は 上半身と下半身の動きに少しずれがあること。10コマ目の位置は足と腰の動きに対して肩の動きが遅い。下半身が開いているのに肩が遅れている。このタイミングのずれが11コマ目、12コマ目の左膝の緩みと右手のリストターンの強さにつながっている。最近のDLIIIのツアーデータを見てもドライバーで左に曲げてしまう率がツアーでも189人中184位と良くない。ダウンスイングで上半身と胸をもう少し開くイメージがあればインパクトゾーンが長くなるような気がする。 アンディー和田