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2021年 全英オープン
期間:07/15〜07/18 場所:ロイヤルセントジョージズGC(イングランド)

新キャディと再出発のデシャンボー 視線は22年セントアンドリュースへ

◇メジャー第6戦◇全英オープン 最終日(18日)◇ロイヤルセントジョージズGC(イングランド)◇7189yd(パー70)

2020-21年シーズンのメジャー最終戦、その最終ラウンドでブライソン・デシャンボーが意地を見せた。ボギーなしの5バーディで今週初のアンダーパーとなる「65」をマーク。通算2アンダーで64位だったポジションを33位まで上げてフィニッシュした。

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気温が上がり、風も穏やかな好条件でパーオン率83.3%(15/18)を記録。好ショットを連発し、「全英オープンのプレースタイルを少し理解できたような気がする。きょうのショットでグリーン上がもう少し良くなれば、8アンダー、9アンダーは楽勝だと思うよ」。収穫を口にした上で「来年に向けて多くのことを学べた。1年後、全英オープンで勝つチャンスをつかめたらいいね」と話し、セントアンドリュース開催の2022年大会へ視線を向けた。

シーズン最初のメジャーとなった昨年9月「全米オープン」で規格外の飛距離を武器に圧勝。しかし、残る5試合のメジャーで優勝争いに加わったのは6月の「全米オープン」のみ。そのトーリーパインズでも最終日に「77」と崩れて、26位に終わった。

相変わらずブルックス・ケプカとの確執が取りざたされ、これまでのツアー8勝をともにしてきたキャディとのコンビも解消。今大会初日のラウンド後には「今の僕のドライバーは最悪だ」とコメントして、謝罪する事態にもなった。

自身のホームコースのインストラクターであり、クリス・コモ・コーチの右腕としても知られていたブライアン・ジグラー氏が今週からバッグを担いだ。「彼は素晴らしい仕事をしてくれた。僕たちはツアーで大きな成果を上げることができると思うよ」と新たな相棒への信頼を示したデシャンボー。29日開幕の「東京五輪」で米国代表として来日する。(イングランド・サンドウィッチ/亀山泰宏)

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