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2016年 リオデジャネイロ五輪
期間:08/17〜08/20 場所:オリンピックゴルフコース(ブラジル)

チョン・インジが語った五輪への思い

8月のリオデジャネイロ五輪に向け、世界ランキング15位までに7選手がひしめく韓国は、女子の代表の座をめぐる一大激戦区となっている。上位4人が選ばれる公算だが、現在世界ランク8位で5番手につけるのがチョン・インジだ。

チョンは今年から主戦場を米国女子ツアーに移す決断をした。1月、フロリダ州オーランド。現在、韓国で一番人気を誇る女子プロは年末に韓国を出国。西海岸のパームスプリングス(カリフォルニア州)で2週間を過ごした後、東海岸へ移動して、コーチのウォン・パーク氏らとともに実戦練習を行って、静かにシーズン開幕を待っていた。

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昨年は、米国女子ツアー「全米女子オープン」で初メジャータイトルを獲得し、日本ツアーでも「ワールドレディス選手権 サロンパスカップ」「日本女子オープン」の2冠を達成。韓国ツアーでも5勝を挙げて賞金女王に輝いた。当然、メディアの注目も集中し「シーズン中は、忙しくて全く休むことができなかった」とチョンは言う。年明けの米国遠征は精神的、体力的に、昨年の疲れを癒やすことから始まった。

「去年と同じような成績を残すことは、現実的にはとても厳しい。去年と比較するとストレスになると思うので、今年はトップ10に入ることに集中したい」

米ツアーフル参戦の決断には、リオ五輪への思いがあった。当時は「私の考えではメジャー大会の方がより重要。なぜなら、リオは世界ランクトップ15位に入っていても、最大4人しかプレーできないけど、メジャー大会はトッププレーヤーが全員プレーしてトーナメントクオリティが高いから」とも語っていたが、「リオでもプレーしたい」とチャンスを求めて米ツアーに挑んだことも一方の真実だ。

「オリンピックはとても重要。たくさんの人が注目しているし、どの選手も韓国を代表したいと思っている。でも、そのためには世界ランキングを上げて韓国でトップ4に入らないといけない。現実的には韓国ツアー、日本ツアーをプレーしていてはたくさんのポイントを稼げないから、ここで戦う権利が取れれば、ここに来る」

「もし今年がオリンピックイヤーでなければ、多分日本でプレーすることももっと真剣に考えたと思う。でも、最終的に米国に来ることにしたのは(世界ランク)ポイントを稼ぎやすいから」

五輪代表は、ディフェンディングチャンピオンとして挑む「全米女子オープン」終了直後(7月11日発表)の世界ランクで決定する。(編集部・今岡涼太)

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