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2014年 全米女子オープン
期間:06/19〜06/22 場所:パインハーストNO.2(ノースカロライナ州)

29歳バースデーにティオフ 宮里藍「乗らなくていい」

2014年の海外メジャー第2戦「全米女子オープン」は19日(木)、ノースカロライナ州のパインハーストNo.2で開催される。宮里藍は同大会10度目の出場。大会初日は29度目の誕生日という節目の1日から初のメジャータイトル奪取を狙う。

猛暑に包まれた開幕前日、練習ラウンドを終えた宮里は潔かった。大きな傾斜のある高速グリーン、そして6,649ヤード(パー70)のロングコース。その対処法について「グリーンに乗らなくてもいいと思っている」と、パーオンに固執する素振りを一切見せなかった。

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前週同じコースで開催された男子「全米オープン」。4日間における全選手のパーオン率は56.88%。今季の米国男子ツアー全試合での平均は64.05%で、実に7ポイント以上低かった。パワーに劣る女子の開幕に備え、大会側は月曜朝から水をまいてグリーンはソフトに仕上がっているが、やはりショットの落としどころは実際のグリーン面よりもはるかに小さい。

「とにかく1ホール、1ホールやること。グリーンに乗せないで、どれだけパーを取れるか。ショートゲームでやっていきたいです」

開幕初日に29歳になる。20代最後の年が始まるが「早いことは早いですけど、自分なりにいい年の取り方をしてきたと思う。年齢にこだわりはないですよ」と笑った。

とはいえ後輩たちは、視線に尊敬の思いを込めてやまない。日本予選を通過してきた穴井詩とともに記念写真をゲットした成田美寿々は、藍の存在を「神様です」と言った。森田理香子は「日本も藍さんや、(横峯)さくらさんのおかげで、ゴルフ界がにぎわった。ジュニアの環境も良くなったと思う」と感謝した。

節目の10度目の出場にも、宮里は「出た回数ではなく質が大切だと思っている。1週間を戦うためにどれだけ良い準備をするか、という回数の方が大事」と、積み上げてきた数字には、一線を引いて見る。積み上げてきた質の力を、たくさんの後輩たちに見せたい。(ノースカロライナ州パインハースト/桂川洋一)

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