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片山晋呉が変わった! “シンゴ劇場”の真骨頂

2017/09/12 15:51

JGTOは決勝でギャラリーロープを排除。カラー付近まで近づいた観客とハイタッチする片山晋呉

◇国内男子◇ISPSハンダマッチプレー選手権 3回戦~決勝◇浜野ゴルフクラブ(千葉)◇7217yd(パー72)

ツアートーナメントとして14年ぶりに復活したマッチプレー大会は、まさに片山晋呉主演の“シンゴ劇場”と化しました。

その雰囲気は、4回戦ソン・ヨンハン(韓国)との27ホールに及ぶ激闘を制したあたりから始まったように感じます。

準々決勝で塚田陽亮、準決勝でチョ・ビョンミン(韓国)を下し、決勝でのリュー・ヒョヌ(韓国)との戦いでは観客の大半を味方につけ、終始優位にゴルフを進めていた印象を受けました。

優勝を決めた16番のグリーン上では、観客全員が片山選手と一体化しているような雰囲気がありました。そこでは、彼が演出した「勢い」、活気のような「熱」を感じることができました。

片山選手といえば2000年の「ダンロップフェニックス」で、『本日の主役』と書かれたタスキをかけてウィニングパットを決めるなど、派手なパフォーマンスで有名です。しかしこの大会では、型破りな言動や新しいことを率先して取り入れる姿勢に微妙な変化があるように感じました。

これまでは、自分のためにプレーし、自分のために勝つというゴルフ。そのなかで、お客さんも楽しんでもらえたら…といった方向性だったように感じます。ですが、この大会で見た彼の意識は、100%ファンや観客に向いていました。

彼が最近始めたインスタグラムも、大会主催者やメディア以上に、ファンに向けて何かを発信する姿勢であり、これまでなかなか見られなかった光景です。人気低迷が騒がれている国内男子ツアーの現状を思うと、非常に称賛に値する行動だと思います。

このようなファンサービスやパフォーマンスが、マッチプレーに影響するものなのかどうかははっきり言えませんが、この日のグリーン周りにいた観客、キャディ、関係者また記者たちの一部から出た「イイものを見たな」という感想が、“シンゴ劇場”のすべてを物語っていたように感じました。(解説・佐藤信人)

佐藤信人(さとう のぶひと)
1970年生まれ。ツアー通算9勝。千葉・薬園台高校卒業後、米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ。93年に帰国してプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝した。勝負強いパッティングを武器に2000年、02年と賞金王を争い、04年には欧州ツアーにも挑戦したが、その後はパッティングイップスに苦しんだ。11年の「日本オープン」では見事なカムバックで単独3位。近年はゴルフネットワークをはじめ、ゴルフ中継の解説者として活躍し、リオ五輪でも解説を務めた。16年から日本ゴルフツアー機構理事としてトーナメントセッティングにも携わる。

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