ニュース

国内女子伊藤園レディスゴルフトーナメントの最新ゴルフニュースをお届け

森田理香子以来3年ぶり 日本人賞金女王の可能性は?

◇国内女子◇伊藤園レディス 事前情報(10日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉)◇6639yd(パー72)

ツアーは今シーズン残り3戦となり、賞金女王争いは佳境に入った。昨季はイ・ボミ(韓国)が今大会でシーズン6勝目を挙げ、ツアー史上初の2億円超えで早々に賞金タイトルを決めた。今季もトップで賞金レースをリードする展開だ。

<< 下に続く >>

昨季はイ、2014年はアン・ソンジュ(韓国)と、過去2年の賞金タイトルは韓国人選手が手にしている。日本人選手の賞金女王は13年の森田理香子まで遡り、ともにシーズン4勝を挙げた横峯さくらとのデッドヒートを約130万円差で制した。

残り3試合の優勝賞金の合計額は6100万円(※)で、逆転賞金女王の可能性が残されているのは、トップと5507万5645円差の5位にいるキム・ハヌル(韓国)まで。森田以来3年ぶりとなる日本人女王の可能性を残すのは、3位の笠りつ子と、4位の鈴木愛の2人に絞られている。

今週を終えた2位以下の選手が逆転女王の可能性を残すためには、今週終了時点でイとの差を4300万円より多く開かれないことが条件。今週イが優勝した場合、3位の笠りつ子は最低でも622万5751円を上回る加算が必要で、順位にして単独3位(賞金700万円)以上が必須となる。

笠は今季30試合に出場して、トップ3フィニッシュが8度。直近の「富士通レディース」、「マスターズGCレディース」ではいずれも2位と好調を維持し、わずかながらに可能性を残している。今大会の過去成績では昨年7位、14年が10位と相性も悪くない。「残り3試合。1試合1試合(成績を)積み重ねて、安定したプレーと強い気持ちで臨めればチャンスはある。悔いのないようにいきたい」と意気込んだ。

今週イが優勝しても、2位の申ジエ(韓国)との差が4300万1円以上とならないため、2年連続の戴冠は次週以降に持ち越されるが、4位・鈴木愛以下の逆転の可能性は消滅する。(千葉県長南町/糸井順子)

(※)2016年国内女子ツアーの残り3試合の優勝と単独2位の賞金額
「伊藤園レディス」(優勝賞金1800万円/2位880万円)
「大王製紙エリエールレディスオープン」(同1800万円/同880万円)
「LPGAツアー選手権リコーカップ」(同2500万円/同1450万円)

関連リンク

2016年 伊藤園レディスゴルフトーナメント



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!