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ウェイ・ユンジュが今季初優勝、ハート・イン・ザ・カップを手に!

通算1オーバー(145ストローク)47位タイまでの53名が予選通過を果たし、決勝ラウンドに進出した。最終日、通算7アンダーの単独首位でスタートした森田理香子は、2番ホールで3パットのボギーを叩き、9番ホールもボギーとして2日間守って来た首位の座を明け渡した。森田に代わって試合をリードしたのは、首位と2打差の通算5アンダーでスタートしたウェイ・ユンジュ選手(台湾)だった。

1番ホールから3連続バーディを奪い、前半9ホールでスコアを4つ伸ばしてハーフターン。その後も12、13番ホールでも連続バーディを奪取した。一緒の組で回る朴仁妃(韓国)、中田美枝もウェイの猛チャージに引っ張られるようにスコアを伸ばし、14番ホールを終えた時点で、通算11アンダー首位のウェイに、中田と朴が通算10アンダーの1打差で追うデッドヒートとなった。15番ホール、499ヤードのパー5。ウェイは3打目を2.5メートルのバーディチャンスに着けた。5メートルほどのバーディパット決めた朴に続いて、ウェイもバーディパットを着実に決めたいところだったが、それを1.5メートルも外し、返しのパーパットも決まらず痛恨の3パット・ボギー。中田もバーディパットを決め、順位は大きく入れ替わった。

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首位タイに立った朴は17番ホールでバーディを奪い、通算12アンダーと一歩抜け出し、18番ホールをパーでホールアウト。通算12アンダーでフィニッシュしたのだった。ウェイも朴同様に17番ホールでバーディパットを沈め、勝利への執念を見せた。だが18番ホールのバーディパットは惜しくも外れ、通算11アンダーの単独2位でフィニッシュした。

しかしその後、LPGAツアー史上初の出来事が起こった。アテストの段階で1番ホールでの朴のセカンドパットの際にボールが動いたように見えたことに対し、その状況を競技委員に説明したところ、朴に2罰打の裁定が下されたのだ(別掲記事参照)。その結果、ウェイが通算11アンダーで今季初優勝を飾り、大会優勝カップである「ハート・イン・ザ・カップ」が手渡されたのだった。「こんな形での優勝になりましたが、最終日は自分のベストを尽くしたいと思っていたので良かったです。特にアイアンショットが良く、バーディチャンスを多く作れました。自己最高位の賞金ランク8位を上回ることが今季の目標です」とウェイは力強く言い切った。

なお、大会2日目に14番ホール(163ヤード・パー3)でホールインワンを達成した永井奈都には、南雲忠信大会会長からスタート前に金一封が手渡された。

朴仁妃に対する裁定について
1番グリーン上で、朴仁妃のファーストパットはカップ50センチくらいのところに止まった。セカンドパットを続けてホールアウトしようと思い、球のすぐ近くで素振りをし、そのあとクラブをグリーン面に2回つけたところ、球が後方に1回転半ほど動いた。朴の行為が球の動く原因となったと判断した。ゴルフ規則18の一般の罰により朴仁妃に対し2罰打が科せられた。
(規則18の違反はストロークプレーでは2罰打)

関連リンク

2010年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ



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