海外挑戦への意欲を示し始め、将来が楽しみな佐伯三貴

現役女子大生の初優勝に沸いた「フジサンケイレディス」。佐伯三貴（22）はその勝利がフロックではなかったことを、今週の「リゾートトラストレディス」初日に証明して見せた。グリーンもフェアウェイにもアンジュレーションが多く、ただグリーンに乗せているだけではスコアを伸ばせない難コース。正確なショットとパットがあってこその単独首位スタートだ。

そんな佐伯だが、昨日は体調不良に喘いでいたという。「昨日は体調が悪くて、病院で点滴を打ったんです。今朝もだるかったけど、逆に力が抜けて良かったのかも知れません」と佐伯。「もう少しスコアを伸ばせた気もしますが、体調を考えれば上出来です」と笑顔で話した。

また、「ニチレイレディス」終了時点で賞金ランキング上位5位までに与えられる、「全英女子オープン」出場権についても言及。「今は（ランキング）6位なので、（ニチレイまでの）残り3試合で1勝したいですね」と話した。「世界を間近で体験できるいいチャンスですし、出場する価値はあると思います。ゴルフの原点を見てみたい」と、目を輝かせていた。