47歳の鈴木がチャレンジツアーにおける18ホール最少スコア「61」を叩き出して逆転優勝を飾った。（JGTO）

千葉県の千葉夷隅ゴルフクラブで開催された国内男子のチャレンジツアー今季第11戦「ドラゴンカップ」の最終日。2日間36ホール競技のバーディ合戦を制したのは、最終日に11バーディを奪い、下部ツアーの18ホール最少ストロークとなる「61」をマークしたベテランの鈴木亨（47歳）だった。

初日3アンダー46位タイ、ぎりぎりで予選通過を果たした鈴木は、10番スタートの最終組で2連続バーディで滑り出すと、16番から折り返しの2番まで5連続バーディ。さらに4番から3連続、そして最終9番で11個目を奪って通算14アンダーまでスコアを伸ばす猛チャージを見せた。47歳109日での優勝は下部ツアーでは史上3番目の年長記録となった。

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2010年まで18年間レギュラーツアーのシード権を守り続けたベテランは、この2年間思うような結果が残せず今年からチャレンジツアーに参戦。今回の勝利で賞金ランキング4位に浮上し、来季のレギュラーツアー復帰に一歩近づいた（7位以内は翌年度前半戦の出場資格を獲得※2012年実績）。

通算12アンダー2位は8バーディ、3ボギーと5ストローク伸ばした岸本翔太。通算11アンダー3位には、初日首位の甲斐慎太郎、張棟圭（韓国）、稲森佑貴ら5人が並んだ。

【主な成績】
優勝／－14／鈴木亨
2位／－12／岸本翔太
3位／－11／金原原碩、稲森佑貴、眞田雅彦、張棟圭、甲斐慎太郎
8位／－10／井上忠久
9位／－9／河瀬賢史、P.シーハン、簗瀬元気、秋吉翔太、吉村明恭、T.オー、内藤寛太郎、林承彦