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松山英樹、後半に復調27位タイ ジャンボ尾崎と初の同組に「近づきにくいオーラが」

国内男子ツアーの「ダイヤモンドカップゴルフ」が30日(木)、茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開幕した。松山英樹は初日5バーディ、4ボギーの「71」。前半に3連続ボギーを叩いたが、後半アウトコースで3連続バーディを奪うなど復調し、1アンダーの27位タイで発進した。

インスタートの第1ラウンド。序盤からショット、パットともに振るわない出だしに、松山は曇り空を仰ぎ続けた。パーを並べ、15番(パー5)でバーディを先行させたが、直後の16番(パー3)で1.5メートルのパーパットを外すと、17番ではティショットが右の林へ。さらに18番では第1打を左ラフに入れ、3連続ボギーで折り返した。

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しかし落ちる雨粒が次第に大きくなった後半、次第に息を吹き返す。3番ウッド、アイアンで2オンに成功し2パットバーディを決めた2番(パー5)が、大きなきっかけだった。「前半は『(強く)打っていいのか?』と。速いイメージがあった」とグリーンを過剰に警戒。しかし「(2番の)イーグルパットを打つ時に、ちょっと狙っていこうかなと強気に打ったら、そんなにオーバーしなかった。そこでちょっと上手くつかめた」。

すると、第1打をピン左上3メートルに付けた4番(パー3)から、一気に3連続バーディを奪取。5番で5メートルを沈めると、同組で回った尾崎将司から「良く入ったな」と声をかけられた。最終9番をボギーフィニッシュとしたものの「アンダーパーで回れてよかったです」と出遅れを免れ、胸をなで下ろした。

この日はジャンボ尾崎との初ラウンド。18ホールを振り返ると「緊張は無かったかれど、近づけないオーラがあって。話せないですよね。何を聞くか頭に浮かばなくて・・・。声をかけられたりはしましたけど、なんて答えればいいのかも・・・」と恐縮しきりで言う。

ラウンド中は東北福祉大OBの先輩、藤本佳則の動きとともに、偉大な66歳のプレーに鋭い視線を送った。「アプローチの距離感など本当に素晴らしくて。ジャンボさん自身は納得いっていないかもしれないですけど、自分から見るとすごいアプローチがいっぱいあった。そういうアプローチが無いとあんなに勝てない。自分も、もっともっと出来るように練習したい」。

前半の躓きを考えれば、首位と4打差のスタートは上々の滑り出し。「もうちょっとショットの精度を上げていきたい」。大きな刺激を受けながら、上位進出を狙う。(茨城県大洗町/桂川洋一)

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5月31日(金)6:30~9:00、10:30~16:00
6月1日(土)8:00~11:00、14:00~16:00


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