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2021年3月のマンスリーゲスト 三浦桃香

「Hot Shot with GDO」の2021年3月のマンスリーゲストには三浦桃香プロを迎え、全4回でお届けする。

宮崎県出身で、1999年2月12日生まれの22歳。2014年、高校1年生で出場した「マンシングウェアレディース東海クラシック」 で27位となりローアマを獲得。2017年のQTで34位となり、2018年シーズン前半戦の出場権を獲得。「サイバーエージェント レディス」で7位タイなどの好成績を収め、レギュラーツアーフル参戦を果たした。2019年シーズンはQTランキング6位の資格で24試合に出場し、「スタンレーレディスゴルフトーナメント」では13位タイの成績をおさめた。

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第1回 「スポーツ紙一面トップに!」

ジュニア時代より数々の大会で優勝を重ね、中学生まではプロを目指すより、試合会場で友達と会えるのを楽しみに頑張ろうという気持ちだった。

高校一年生のときに「日本女子アマチュアゴルフ選手権」に初出場して4位になり注目を集めた。翌週、「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」に推薦出場し、同組の黄アルム江澤亜弥辻梨恵が暖かく迎えてくれ、こんなプロになりたいと憧れを抱いた。

ローアマ獲得で注目を集め、試合の翌日にコンビニに行くとスポーツ新聞の一面に自分の写真が掲載されていてびっくり。「わたしで買う人いるのかな?」と心配になった。

昨年は、インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」の新番組「三浦桃香ゴルフリアリティ」にレギュラー出演。堀川未来夢のキャディとなり男子プロの攻め方を学んだ。その後、国内男子下部のAbemaTV ツアー開幕戦「PGM Challenge II」、最終戦「ディライトワークスチャレンジ」に参戦した。「男子と同じティだとたくさん打つんだ」とアマチュアゴルファーの励みになればとチャレンジ。発信することで、あらためて試合に興味を持った人が増えたのではと実感している。

「プロゴルファーになってトップを目指すのは天才じゃないと厳しい。わたしにしかできないことはゴルフの楽しさを伝えること」だと、高校一年生のときから自覚している。

2021年は引き続き活動が制限される中、「ゴルフは年配のスポーツ」と言われるイメージを少しでも変えられたらと、あまり得意じゃないSNSで発信していく予定だ。

第2回 「有料動画サイトを網羅」

9歳の時、母親がキュロット姿でゴルフをしている写真を見たときに「これカワイイ!」と思ったのがゴルフとの出会い。

ステイホーム中は時間があったので、せっかくなら美味しいものをつくろうと「ロールキャベツ」にトライ。作り置きを冷凍しておいて好きな時に食べて楽しんでいた。

外出できないなら逆におうち時間を満喫しようと、Netflix、Hulu、Amazonプライム、U-NEXT、パラビなどの有料動画配信サイトを網羅。アスリート特有の集中力を発揮して、ドラマを見始めると周りが暗くなるのも気づかず1シーズンをイッキ見してしまうこともある。

何事もプラスに考えて楽しむタイプ。子供の頃からゴルフしかしてこなかったので普通の生活への憧れがあり、プロゴルファーになっていなかったら、今ごろは大学4年生を満喫していたかもしれない。

酸っぱいものやしょっぱい味が好きで、「梅系」が好み。お母さんのつくった煮付け、おでん、筑前煮がたまらなく食べたくなるときがある。移動中のクルマでは、友達がスイーツやチョコレートを食べる一方で、「品川巻き」をチョイス。嫌いな食べ物はないが、食物アレルギーが多いので、疲れたときや紫外線をあびたときには制限をしている。お米は決められた種類を炊き込みご飯にして、翌日の朝におにぎりにしてラウンドに向うときに食べている。

第3回 「ステイホーム中はリモートショッピング」

クラブとボールはキャロウェイゴルフで、得意なクラブはピッチング。ドライバーの平均飛距離は約250ヤードで、セカンドショットで120ヤードくらいのピッチングの飛距離だとバーディを狙えるので、練習を重ねて苦手意識を克服した。

子供の頃は背が小さく、スイングアークをできるだけ大きく意識していたところドローがかかりすぎるようになってしまった。最近は、試合でストレートボールを打てるように調整しており、定着して持ち球がフェードになってきた。

好きなコースは「大利根カントリークラブ」と「茨木カンツリー倶楽部」。常にトーナメント並みのコンディションで迎えてくれるのでテンションがあがるが、好きと得意は別で、いいスコアではまわれずに片思いが続いている。

ウェアは「ルコックスポルティフ」で、勝負服は黒いショートパンツだ。私服は、お店で肩幅が広く見えずに、似合うものを聞いて買うようにしている。ステイホーム中はLINEで店員さんに相談し、選んだものを送ってもらう、「リモートショッピング」を楽しんでいる。

第4回 「わたしは、私」

ミツウロコホールディングス所属で、キャロウェイゴルフ、ルコックスポルティフ、ナイキ、メルセデス・ベンツ、スタンレー電気、アスモ、飯田通商などずらりとスポンサーが並ぶ。アマチュアのときから応援してもらっている企業もあり、今の自分があるのはまわりの支えのおかげだと感謝している。

休みがあったら、「家というか寝室にいる」くらいの超絶なインドア派。帰って玄関で一人になると、「よっしゃー!」と叫ぶくらい家が大好き。ステイホームで外出できないときでも、むしろ誰にもなにも言われずに家にいられるので好都合だ。好きな俳優は桜田通(さくらだどおり)さんで、最近よくドラマに出演してくれるのでうれしい。

紫外線アレルギーなので、SPFと保湿力が高いものですすめられるものは全部買って試してみる。顔が今風ではないので流行りのメイクには興味がなく、ゴルフの時は基本的にファンデーションとリップだけのナチュラルメイクだ。

19歳くらいから注目されるようになり、コメントに気を取られて悩むことが多く、SNSの投稿は得意ではなかったが、いまでは「わたしは、私」と割り切れるようになった。友達は少ない方で、自分に足りないものは「コミュニケーション能力」なため、本を読んでインスタライブを観たりしながら、話し方の勉強を続けている。

好きな男性のタイプは、ちょっと変わり者な私の話を一緒に笑ってくれるインドア派の人。将来の夢は、自分の活動をきっかけにゴルフをはじめて、好きになってくれる人を増やすことだ。



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