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2021年5月のマンスリーゲスト 澁澤莉絵留

「Hot Shot with GDO」の2021年5月のマンスリーゲストには澁澤莉絵留プロを迎え、全4回でお届けする。

2000年12月24日生まれ、「プラチナ世代」の20歳。群馬県太田市出身で、9歳からゴルフ競技をはじめる。沖学園高等学校(福岡県)を卒業し、2019年のプロテストに合格。「近代日本の資本主義の父」で、2024年から使用される新一万円札の肖像に選ばれた渋沢栄一の子孫。2020~21年シーズンの出場資格は、QTランキング85位となっている。

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第1回 「今年が勝負の年」

12月24日のクリスマスイブ生まれで、プラチナ世代の20歳。名前の「莉絵留」は、詳しくはわからないが、「悟りを得る」という意味が由来だと聞いている。学生の頃、テストの時には、名前の画数が多く焦ってフライング気味にペンを持ってしまうほど。「近代日本の資本主義の父」で、2024年から使用される新一万円札の肖像に選ばれた渋沢栄一の子孫。

2018年「全国高校ゴルフ選手権」3位、2019年「日本女子アマ」20位タイなどアマチュア競技で実績を重ねた。レギュラー試合にもスポット参戦を果たし、2019年8月の「大東建託・いい部屋ネットレディース」では初日2位タイ発進で注目を集めた。

2019年からプロテスト受験年齢が引き下げになり、沖学園高等学校3年生で受験することができるようになり、ラッキーだった。1次予選はイーブン4位タイ、2次予選は8アンダー5位、最終プロテストでは4アンダー6位タイで見事に一発合格を果たしたが、その後は安心感から気が抜けて、QTランキングは85位となった。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、ステップアップツアー6試合、レギュラーツアー5試合を戦った。ルーキーイヤーでがんばろうと思っていた矢先に試合がなくなってしまい、モチベーションを保つのが大変だった。レギュラーツアープロデビュー戦の国内メジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」2日目を6バーディ、ボギーなしの66でまわり2位に急浮上し、最終成績は31位タイとなった。

コロナ禍で少しでも力になれたらと、地元群馬の太田市役所にマスクを寄付。2020~2021年統合シーズンは、同世代の子が活躍しており、渋沢栄一の大河ドラマがはじまって注目されているので、波にのってたくさんの人に応援してもらえるように頑張りたい。

第2回 「努力に勝る天才なし」

父親がゴルフ好きで、3歳上の兄に教えている練習場についていったのがゴルフとの出会い。9歳からゴルフを始め、野球やサッカーとは違い、止まっているボールを打つゴルフが珍しくて興味をもった。

中学生まで陸上部で短距離の選手だったこともあり、走るのが好きでいまでもランニングを楽しんでいる。部活後に母親のつくったお弁当を食べて練習場に移動して、夜の11時くらいまで練習をするハードスケジュールを送る日々だった。

自粛期間中にコーチの家でレッスンを受けていたときにウクレレを見つけ、練習をして弾くようになり、ピアノを習っていたこともあり、練習をしていくうちに熱中してはまってしまった。好奇心が旺盛で、プロゴルファーになっていなか
ったら色々なことに挑戦したかった。大学に行って勉強し、医療や介護系、旅行ガイドなど、人の手助けに携わる仕事についていたかもしれない。

好きな言葉は「努力に勝る天才なし」。最初から才能がある人はいないと思うので、何もできなくても努力することを忘れずに頑張れば、いずれ一番になれると思っている。自慢できることはあまりないが、集中力をもって一つのことを最後までやり遂げることは得意だ。

憧れはタイガー・ウッズで、プレー中のどっしりとした存在感や、困難を乗り越えてマスターズに優勝をした姿をみてあらためて惚れ直した。好物は卵料理で、得意料理はオムライス。ソースはデミグラスではなくケチャップ派だ。

第3回 「渋沢栄一のおかげで清水建設と契約!」

クラブ、ボールはダンロップで、シューズはナイキを着用。クラブのこだわりはあまりなく、体の調子やトレーニングによる変化によって調整するくらい。小さい頃から体を動かすことが好きで、汗をかいて達成感が得られるトレーニングは得意。

陸上部の短距離選手だったことが、球を打つ時の地面を蹴る瞬発力に生かされている。ドライバーの飛距離は230~240ヤードで、最近の女子プロの中ではあまり飛ぶ方ではないので、もう少し伸ばしたい。飛べばいいというものではないが、飛べば次がラクになるので、形にこだわりすぎずに振ることに取り組んでいる。コーチは山梨でレッスンをしている重田栄作プロで、体を使いどのようにボールへ力を伝えるかの練習を毎日繰り返している。

ゴルフウェアは機能性に特化していて、動きやすさにこだわっているマンシングウェアと契約している。スポーティでシンプルなカッコイイデザインが好み。好きな色はオレンジと白。コーディネートは、朝だと迷って決まらないので試合の前日に選ぶ。ゴルフウェア以外はあまりこだわりがなく、遠征が多いのでジーンズとパーカーの着用率が多い。

2020年2月に明治、大正期に渋沢栄一氏に経営指導を仰いでいたことがきっかけの一つで、清水建設(株)とスポンサー契約を締結。あまりに気にしていなかったが、まわりから渋沢栄一の子孫であることを言われるようになり、自分でも勉強しなきゃと本を買って読むようにしている。

第4回 「将来の夢はお札になること!」

趣味はAAA(トリプルエー)メンバーのNissy(西島隆弘)の音楽を聴くことで、声も顔も姿も、まわりが引くほど好き。好きな男性のタイプはもちろんNissyで、内面まではわからないが、仕事にかける思いや、しゃべっている感じが大好き。エンターテイメントに携わる上で、どうやって人を幸せにするかを考えており、自分よりまわりを優先するところに魅力を感じている。

物欲がなく、賞金で買いたいものも思い浮かばないが、最近人生で初めてブランド物のバッグを購入。いつも同じリュックを使っていたが、ゴルフ場にいくときにいいかなと思い衝動買い。お金を使ったことに満足して、すっきりした気分だ。

日焼けはすごく気にしているので、手先から足先まで対策は万全。「お化粧はマナー」と言われ、興味はなかったが動画で研究するようになった。インスタは頻度は多いほうではないが、最近はコロナの関係もあり、その分なるべくSNSで発信をして楽しいことをみなさんと共有したいと思っている。

とにかく明るくて誰よりもポジティブで、体力と元気だけは負けない。20歳になったので、最近では見た目に気を使い、しぐさや喋り方に磨きをかけて大人な女性になれるようにと心がけている。結婚願望は、いつしたいとか子どもが好きなので何人欲しいとか同級生と話したりする程度。将来の夢は、生きている限り色々なことに挑戦をした結果、偉業を成し遂げて渋沢栄一のようにお札の肖像になることだ。



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