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2021年9月のマンスリーゲスト 廣田真優

「Hot Shot with GDO」の2021年9月のマンスリーゲストには廣田真優プロを迎え、全4回でお届けする。

1999年6月29日生まれの22歳。東京都足立区出身で、9歳からゴルフを始め、2011年「全国小学生ゴルフ大会(女子の部)」で優勝。その後、ゴルフ部のある杉並学院中学校に進学し、2013年「キャロウェイ世界ジュニアゴルフ選手権(13~14歳女子の部)」に日本代表の一員として出場。堀越高等学校に入学後、2015年「ジャカルタワールドジュニアカップ」、2016年「ブリヂストンゴルフトーナメントオブチャンピオンズ」で共に優勝している。2018年にプロテスト初挑戦で合格し、90期生となった。

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第1回 「小学生がゴルフ人生のピーク!?」

黄金世代とプラチナ世代の、いわゆる「はざま世代」の22歳。9歳からゴルフをはじめて、11歳で70台、その後すぐに60台をマーク。試合に出るたびに優勝し、ゴルフが楽しくてしかたがない日々を送った。

杉並学院中学校に進学し、ゴルフ部に入ると状況は一変。今まで上手くいきすぎて調子にのっていたこともあり、一転して何もかもが上手くいかなくなってしまった。「ゴルフを辞めたい」と思いながらも、ほかのスポーツや勉強に興味をもてず、惰性で練習と試合を繰り返していた。

中学2年生で大好きな平井大さんのライブを目の前で聴いて、「もっと頑張らなくちゃ」とスイッチが入った。プロテストを前に、「絶対に受かる」と確信して、周囲に合格宣言。不思議と不安は一切なく、自分のことだけに集中をした結果、4位で一発合格を果たした。2020~2021年の出場資格はQTランキング176位。寒さが苦手で、その時期に行われるQTが不得意。

今までは、ステップアップツアーとマンデー予選からのレギュラーツアーを両立しようとして上手くいかず、今年は作戦を変更。ステップアップツアーに集中し、賞金ランキング10位以内の資格でファイナルQTからの出場を目指している。

いつもいいところまでいくが、最後に何かをやらかしてしまい、「つめがあまい」と感じている。今まで以上に練習が必要なことには気づいているので、やるかやらないかは自分次第だ。

第2回 「末っ子パワー」

小学校3年生のときに、近所の「トーキョージャンボゴルフセンター」で両親が練習しているのをみて、楽しそうだと思ったのがゴルフとの出会い。「自分も遠くに飛ばせるかも」と、練習場でレッスンに通い始め、「輪っかに入れたらお菓子をあげる」と言われ、ゲーム感覚で楽しみながら頑張ることを覚えた。

オンとオフの切り替えは上手いほうで、先日も仲良しの鶴岡果恋と、このスタジオ近くの運河に面したオシャレな「T.Y.HARBOR」で食事をした。ゴルフの話は一切せずに、最近のお互いの近況をしゃべって楽しい時間をすごした。

高校3年生のときに、憧れの申ジエがプロデュースした試合で優勝し、もらったサインが宝物。試合会場でみかけると、どんなイメージで練習をしているのかを観察。ショートパットも、ロングパットも同じリズム、同じルーティンで、すべて入るオーラがあるのがすごいと感心している。

5人兄妹の末っ子で、ずっと実家に住んでいる。今までは試合で家を離れることが多かったが、コロナ禍で家族や飼っているワンちゃんと過ごす時間が増えて、逆によかったなと思うこともある。

大家族に育った影響で、自分の食べ物は名前を書いて冷蔵庫に入れる習慣があるほど。執着心が凄まじく、兄妹で争いに負けそうになると、末っ子パワーを使って甘えて、食べ物にありつく技を身に付けた。

食べ歩きが好きで、調べて美味しいところを探すのが趣味。好物は「肉」と「うなぎ」。美味しいうなぎが食べたいと思ったら、仲御徒町の「やひこ」がおススメ。

第3回 「ボクシングはじめました」

ゴルフクラブは小学生から高校2年生までずっとミズノだったが、いまはキャロウェイゴルフを使っている。得意なクラブはパターとドライバー。平均飛距離は230ヤードくらいで、体重移動を意識してスイング調整に取り組んでいる。

父親が、手作りで自宅近くのマンションの一室を専用のインドアスタジオに改築。打席とパター練習場に加えて、最近はトラックマンを導入。コーチがいないこともあり、数値を分析して結果につなげられるよう、初めての大きな投資だった。

最近、トレーニングのためにボクシングジムに通い始めた。パンチをするときに右腰を使うので、普段から気を付けている腰の切り替えしの矯正に役立っている。最初は筋肉痛で歩くのがやっとなほどだったが、最近は慣れてきた。飛距離が少しのびたのもボクシングのおかげだと実感している。

ウェア、シューズはニューバランス。スポーティなイメージだが、中でもカジュアル系の派手目なデザインが好き。普段着はシンプルなものが多く、青、紺、ベージュ、白などの落ち着いた色を選ぶことが多い。

第4回 「スニーカー集めてます」

スニーカーが大好きで、定番モノからレアモノまで、ニューバランス、ナイキ、コンバースなど色々な種類を集めている。靴好きの母親に「いい靴を履いていると、いい所にいける」と言われて育った影響で、同じ靴ばかり履かないように、汚れたら綺麗に拭いたりして、手入れにも余念がない。母と自分の靴で、廣田家の靴箱をほぼ占領しており、父親が入れるスペースはほんのわずかだ。

ショッピングが大好きで、母と姉と3人の女子会でいくことが多い。ピンときたら迷わず買うほうだが、妥協はしたくない。アクセサリーはゴールド系を集めている。小指に指輪をつけると、幸せを運んできてくれると聞いて、今度賞金をもらったら気に入ったものを見つけて買いたいと思っている。

SNSは見る専門で、まわりからは「もっと投稿したほうがいいよ」と言われる。何を投稿すればいいのか悩んだあげく、文章が苦手で、アップする前に母に確認する手順があるので更新頻度はあがらない。

エレベーターに乗って、行先の階を押すよりも先に閉めるボタンを押すほどせっかちな性格。考えがまとまっていないのにすぐ行動したり、口にだしてしまったりするのが悪いところ。ゴルフでは迷うことはあまりなく、プレーはとても速い方だ。食事のスピードも速く、誰かと一緒に食べるときは周りと調整しながら遅く食べているほどだ。

好きな男性のタイプはわがままを聞いてくれる人。末っ子なので、話を聞いて欲しいし、ダメなことをちゃんとダメと言ってくれる年上の大人が理想だ。小学校からの夢が2つあり、「プロゴルファーになること」と、「賞金女王になること」。一つは叶えたので、もう一つを目標に頑張っていきたい。



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