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2021年10月のマンスリーゲスト 米澤有

「Hot Shot with GDO」の2021年10月のマンスリーゲストには米澤有プロを迎え、全4回でお届けする。

1989年7月19日生まれ。大阪府出身で、父親の影響により11歳からゴルフを始めた。同志社大学ゴルフ部出身で、在学中にアナウンサーの採用試験に挑戦した経歴もある。2012年にプロテストに合格し、2020~21年シーズンの出場資格はQTランキング125位で、ツアーリランキングは153位となっている。多数のメディアで活躍をしており、現在は、BS12「ゴルフ女子 ヒロインバトル」でのレギュラー出演がある。

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第1回 「美人すぎるプロゴルファー」

コロナ禍で移動や感染のリスクを伴うため、試合に出場をするべきかどうかを葛藤することもあったが、2020年には「かねひで美やらびオープン」で5位、2021年には「九州みらい建設グループレディース窓乃梅カップ」で6位タイとなり、ステップアップツアーを中心にツアー参戦をしている。

選手としてほとんどストレスの無い環境で戦うことができており、あらためて大会主催者や日本女子プロゴルフ協会には、試合を開催してもらえることに感謝をしている。

11歳からゴルフをはじめ、同志社大学ゴルフ部に進学しプロゴルファーになり、20年以上ゴルフから離れることはなかった。昨年、コロナ禍になり家から出られない時期があり、このまま第一線でゴルフを続けるのか、誰かのサポートをするのか、この先死ぬまでに命をかけてできる仕事をみつけるべきなのかと考えるようになった。

所属事務所はホリプロで、「ゴルフ界のカトパン」と注目され、試合の傍らで多数のメディアに出演し、活躍している。ゴルフだけでは自分の殻に閉じこもってしまいがちだが、全く違うジャンルの人と知り合いになり、話をする機会は貴重で、プロゴルファーとしての仕事にもプラスになっている。

第2回 「あらたなる生きがい」

同志社大学在学中には、アナウンサー試験を受けたり、OB訪問をして証券会社の入社試験を受けたりと、バリバリのキャリアウーマンを目指した時期もあった。

同時並行で受けた1度目のプロテストは予想通り不合格。就職活動を続ける中で、卒業後に会社勤めをするよりも、ゴルフをしているイメージが湧いてきた。これが最後と覚悟を決め、ダメだったら諦めて働こうと受験したプロテストで合格し、プロゴルファーとなった。

ジムやサウナで汗をかくことが好きだったが、コロナ禍で行けなくなってしまい、思いついたのが「ランニング」。それまでは有酸素運動は苦手で、トレーナーに言われて嫌々走るくらいだった。最初は1kmを走るのもやっとだったが、毎日コツコツと続けた結果、週6回で10kmを走るのが日課になっている。

体脂肪が落ち、足の筋肉がつき、首や背中の痛みもとれてケガをしにくくなった。ナイキの流行りの厚底ランニングシューズを買い、フォームの指導を受けるまでにハマり、いまでは走るのが生きがいだ。

嫌いな食べ物は「焼いたレバー」で、好きな食べ物は、「フルーツ」。中でもシャインマスカットは完璧だと思っている。

第3回 「価値観を変えたコロナ禍」

PING契約バッバ・ワトソンの大ファンで、2012年にマスターズで優勝したのを観て、「本人より先に感動して泣いた」。

大学ゴルフ部の監督に、「縦距離をつかむのが上手い」と褒められたほど、アイアンが得意。コーチはいないが、独学でPGAツアーやYouTubeの動画と自分のスイングを見比べて研究している。

運動は不得意で、動体視力があまりよくないのか、テニスをすれば空振りばかりで、ボールにまず当たらない。止まっているボールを自分のタイミングで打てるゴルフは最高のスポーツだ。

ゴルフウェアは関西発のブランド「アルチビオ」と契約。ゴルフのときには派手なデザインが多く、反動からか私服は基本的に上から下まで黒しか着ない。

コロナ禍で価値観が大きく変化し、おうち生活をエンジョイするようになった。基本的にすっぴんで、日焼け止めや化粧もしない。以前は食べたい物があるとお店を探して行ったが、いまではどうやって作るんだろうと調べてつくるのが楽しい。海外に行きたくてもいけないので、色々な種類のスパイスを買ってきて、多国籍料理をつくり、旅行に行った気分を味わっている。

第4回 「YouTubeはじめました」

昔は「イケてる女子」だと思われたくて、自分をちょっとでもよく見せたい願望が強かった。持ち物や振る舞いなど、他人からどう見られるかに振り回されていたが、コロナ禍で一変。ありのままの自分でいることが大切で、好きなもの、肌触りがいいもの、長く使えるものに興味を持つようになった。

SNSが苦手で、アップする前に色々と考えた挙句、やめてしまうことも。動画は得意で、今年の6月にYouTubeの「有ちゃんねる」をスタート。自分のしゃべりたいことや、やりたいことを自由に表現できるので、向いていると感じている。

考え込む性格で、まわりからはよく見た目とのギャップがあると言われる。好きな男性のタイプは一芸に秀でている人。30歳になるまではまわりが結婚しはじめることもあり、実は焦っていたが、過ぎてしまえば、「まいっか」。こんな自分をもらってくれる誰かとの出会いを期待しつつ、いまだからできることを思いっきりやっておこうという気分だ。

夢はアメリカやヨーロッパの試合に出場することで、そのために英語も話せるようになりたい。引っ込み思案の性格を変えるべく、機会があればまだ経験したことのないような仕事にもチャレンジしようと思っている。



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