「Hot Shot with GDO」の2022年5月のマンスリーゲストには吉本ここねプロを迎え、全4回でお届けする。

北海道札幌市出身で、2000年1月5日生まれの22歳。高校卒業後、2018年の最終プロテストを10位タイで合格し、90期生となる。2020～2021年シーズンはQTランキング11位の資格で、レギュラーツアー50試合、ステップアップツアー2試合に出場。2022年シーズンの出場資格はQTランキング60位。あいさつや謙虚な人あたりを見て、ひそかに先輩プロや関係者たちから、「女子ツアー好感度ナンバーワン」と評されている。

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第1回 「努力の積み重ね」

2022年シーズンの出場資格はQTランキング60位で、ステップアップツアーを中心に戦っている。ショットに悩みがありパーオン率が悪く、開幕戦から3試合を終えて予選落ちと苦戦しており、もっとチャンスに付けられるよう練習を重ねている。

統合された2020～2021年シーズンはQTランキング11位の資格で、レギュラーツアー50試合とステップアップツアー2試合に参戦。コロナ禍でも試合に出場できる喜びをかみしめながら資格のある試合にはすべて出場した。

2017年に「北海道ジュニアゴルフ選手権競技」、「PGAジュニアゴルフ選手権太平洋クラブ杯（女子個人戦）」で優勝し、高校3年生でJGAナショナルチーム入りを果たした。

2000年1月5日生まれの22歳で、一つ上が黄金世代、一つ下がプラチナ世代と実力のある選手に刺激を受けてジュニア時代を戦い、ガレス・ジョーンズコーチにスイングからマネージメントまで細かく教えてもらい大きく成長することができた。

プロ転向後は、2020年の「日本女子オープンゴルフ選手権」で7位タイとなり初のトップ10入りを果たした。高校卒業後の2018年に一発で難関のプロテストに合格してとてもうれしかったが、プロの世界は厳しく、練習をしても試合で上手くいかないことのほうが多い。毎日努力を続けて平均ストロークをパープレー以下にして、まずは1勝を目指して頑張りたい。

第2回 「文武両道」

ゴルフを始めたのは8歳。父親の趣味がゴルフで、女子ツアーの試合をテレビで観たり、実際に連れて行ってもらったりしているうちに、「自分もこんな風にかっこよくなりたい」と憧れたのがきっかけ。高校生までに結果が出せないようだったら諦めようと思っていたが、全国大会で2位になったのでプロゴルファーを目指す決意をした。

両親は応援をしてくれたが、プロになれなかった時のために勉強もしておきなさいと言われていた。中学生のときは授業をしっかり聞いて、部活は入らずに放課後に練習に打ち込む日々だった。武勇伝は中学生の時に5教科でオール5をとったこと。

昨シーズンはケガもなく、風邪もひかずに健康維持ができていたので、レギュラーツアー50試合、ステップアップツアー2試合にフル出場。コロナ対策で手洗いとうがいはかかさずに、マスクと手の消毒を徹底して気を付けている。好きな食べ物は味噌ラーメンとハンバーグ。嫌いな物は酢の物。

第3回 「目指せ飛距離アップ」

クラブはゼクシオ、ボールはスリクソンを使用。ドライバーの平均飛距離は220ヤードで飛ぶ方ではなく、小さい頃からフェアウェイウッドやユーティリティを使うことが多かったので自然と得意になった。ティショットでフェアウェイキープをして、アプローチでひろってチャンスを待つプレースタイル。飛距離アップのために体幹と下半身を強化してトレーニングに励んでいる。

試合と試合の間がある時には拠点の北海道へ戻るが、連戦になるとホテルからホテルへの移動が続く。荷物も多く、部屋も狭いので大変だが、テレビのお笑い番組でストレス解消をしている。「シソンヌ」のファン。

ゴルフウェアは「DECEMBERMAY」を着用。かわいい系からクール系まで色々な種類が揃っているので、その日の気分で使い分けて楽しんでいる。髪の毛を伸ばしており、カラーリングをする人が多い中、一度も染めたことがない黒髪がチャームポイントだ。

第4回 「記憶力に自信あり」

趣味は野球観戦で、地元北海道日本ハムファイターズの大ファン。年に2回は札幌ドームに足を運んで応援している。特技は都道府県の形を見ればどこかがわかること。小さい頃に覚えて、形をみれば47すべての名前を当てることができる。

ショッピングが大好き。お財布が古くなってきたので、賞金がドーンと入ってきたらいいものを買いたいと思っている。チャームポイントは長い首。SNSはインスタグラムのみで、文章を下書きしないとアップできないので投稿に時間がかかってしまうのが悩み。性格がマイペースでまじめなので、好きな男性のタイプもまじめで思いやりのある人。まずはシード選手を目指して日々努力を積み重ねていきたい。