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SMBCシンガポールオープン
期間:01/19~01/22  場所: セントーサゴルフクラブ(シンガポール)

試合中のプロに挑戦!9歳アマが“あわや”の一打

こんな緊張感の中、素晴らしいショットを放った9歳のリー君※大会提供

◇国内男子◇SMBCシンガポールオープン 2日目(20日)◇セントーサGCセラポンC(シンガポール)◇7398yd(パー71)

アダム・スコット(オーストラリア)、池田勇太ソン・ヨンハン(韓国)の3人が2番(パー3)のティショットを打ち終えた後、続いてティグラウンドに登場したのは9歳のブライドン・リー君だ。ウッドを握り締め、172yd先のピンをめがけて放ったショットは、グリーンをとらえてピンそば6mにぴたり。ギャラリーから歓声が沸き起こり、池田とは嬉しそうにハイタッチ。スコットからサイン入りの手袋をプレゼントされ、得意げなリー君の顔がテレビに大写しとなった。

これは「Beat the Pro チャレンジ」と題された、今大会が行っている企画のひとコマ。トーナメント本戦中の木・金の2日間、一般から選ばれた計9人が、プロと同じティグラウンドからプロに続いてショットを放ち、プロよりも内側につけると豪華賞品を獲得できるというもの。各挑戦者は注目組に1人ずつ配置され、生中継中のテレビ画面には名前、年齢、ハンディキャップなどが表示される。

挑戦者は、事前のソーシャルメディアコンテストによって選出された。彼らはフェイスブックかインスタグラムに“自身のスイング動画”と“好きな選手”を#SingOpenのタグとともに投稿し、この企画の出場チャンスを得る仕組みだ。

惜しくもプロには敵わなかったが、「少なくとも、プロと一緒にプレーする経験はできたよ」とはリー君のコメント。世界の一流選手たちと共有した時間は、一生の思い出となるはずだ。続いて他の組がやってくると、隣でテレビを見ていた現地スタッフが、「さあ、来たぞ!」と身を乗り出した。どうやら、知人が出場するらしい。テレビを見ている方も、結構楽しめる企画なのだ。

アーニー・エルス(南アフリカ)らと回った藤田寛之も、挑戦者をティグラウンドで迎えたプロの1人。感想を聞いてみると、「いろいろやるのは良いことですよね」と言いつつも、あまり歯切れがよろしくない。「こういうのは選手どうこうじゃなくて、お客さんがどうかということが大切。それを、運営側が選手を納得させてやっていくことが必要で、そういう意味では日本は古い体質なのかもしれない」と、自国の状況を慮ってぽつり。

それぞれの立場で頭をひねれば、まだまだ日本の試合でもやれることはあるはずだ。「発想がないなら真似てみる」という藤田の提言も、そのひとつの手段だ。(シンガポール・セントーサ/今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた)
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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