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中国で本気モードに入ったロリー・マキロイ

「WGC HSBCチャンピオンズ」で一躍優勝争いに名乗りを上げたロリー・マキロイは、3季連続となる「レース・トゥ・ドバイ」のタイトル獲得へ向け、完全に焦点を狙い定めたことを強調した。

北アイルランドのマキロイは、今季の欧州ツアーでは「アイルランドオープン」で優勝するなど、トップ10に8度入ったほか、米国PGAツアーではフェデックスカップを制するなど、目を見張るシーズンを送っている。

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しかし、お互いにメジャー初制覇を果たし、今季2勝ずつを挙げているダニー・ウィレットヘンリック・ステンソンの存在により、マキロイは現在、欧州ツアーの年間順位で3位に甘んじている。

今週、シェシャンインターナショナルGCで優勝を遂げることができれば、ランキングを上昇させることも可能なマキロイは、2日目に「66」をマークし、首位につける松山英樹に6打差で週末を迎えることとなった。

「僕はシーズンダブル(米PGAの年間王者と欧州の年間王者)を狙っているんだ。今年すでに(米PGAの年間王者を)達成したことに加え、『レース・トゥ・ドバイ』も制覇したいと思っている」とマキロイ。「まだ僕にとってプレーする機会はたくさん残されているし、だから、これからの数週間へ向け簡単にモチベーションを得ることができるんだ」。

「僕はこれまで、残り18ホールで6打差や7打差をひっくり返したことがあるんだ。まだ36ホールが残されているだけに、色々なことが起こり得るよ」。

「ヒデキは明らかに良いプレーをしており、捉えるのは難しいね。でも、今日の出来からすると、このゴルフを残り2日間も続けることができれば、チャンスはあるはずさ」。

かつて上海で勝利の美酒を味わったことのある2010年の大会王者のフランチェスコ・モリナリは、2日目に「69」をマークし、通算8アンダーとしてマキロイの1打前方につけている。

16番のティに降り立った時点では、4バーディ、4ボギーとし、2日目をイーブンパーペースでラウンドしていたイタリアのモリナリだったが、上がり3ホールで3連続バーディを奪う見事なゴルフを展開し、ノーボギーの「67」をマークしながらも、彼自身「退屈だった」と評した木曜のラウンドとは打って変わったゴルフを展開した。

「全くつまらなくなかった」とモリナリ。「昨日はあんなコメントを言うべきではなかったかもしれない。今日は寄せワンの多い日となったね。風の影響で、今日の方がフェイアウェイに留めるのが難しかった。フェアウェイキープは大きな意味を持っているし、ラフへ行くと苦しむことになるね」。

「良いパットを決め切ることができたし、最後の数ホールを良い感じでプレーできたのが良かったね」

モリナリとマキロイは2人合わせて世界ゴルフ選手権で3勝を挙げているが、リチャード・ブランドは欧州ツアー出場399回目にしてWGC初出場を勝ち取った選手である。

連日の「68」をマークしたイングランドのブランドは、モリナリと並ぶ通算8アンダーにつけており、リーダーボードの上位につけていることに満足している。

「初出場で良いプレーができているので嬉しいね」とブランド。「まだ先は長いから、とにかくトライし続け、できる限り沢山のバーディを奪うようにするよ。馬鹿馬鹿しいミスは無いようにしたいね。今週は何度かそんなミスがあったんだ」。

「とても難しかったので『68』には大満足さ」。

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