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WGC キャデラックマッチプレー
期間:04/29~05/03  場所: TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)

マッチプレーの王者となったマキロイ

ロリー・マキロイが世界1位の強さを発揮し ロリー・マキロイが世界1位の強さを発揮しマッチプレー王者に輝いた

世界ランク1位のロリー・マキロイはラスベガスでの世紀の一戦をリングサイドで観戦し損なったかもしれないが、サンフランシスコでの「WGCキャデラックマッチプレー」を制し、少し早めの誕生日プレゼントを自分自身へ贈ることに成功した。

月曜日に26歳の誕生日を迎えるマキロイはTPCハーディングパークでの決勝でゲーリー・ウッドランドを4&2で下し、準々決勝でのポール・ケーシー戦、そして最終ホールの素晴らしいプレーで勝利を飾った準決勝のジム・フューリック戦に続き、この日3勝目を挙げて大会を制覇した。

メジャー4勝のマキロイは決勝ではスタートこそ、つまずきを見せたものの、5番からの4連続バーディで4アップとして前半を折り返し、この時点で、昨年の「ブリヂストンインビテーショナル」に続く世界ゴルフ選手権2勝目をほぼ手中に収めたかに見えた。

しかしながら、両者ともに10番をバーディとすると、マキロイは続く11番でガードバンカーからのパーセーブに失敗してボギーをたたき、さらに短いパー4の12番でワンオンに成功したウッドランドが2パットでのバーディ奪取に成功したため、両者の差は瞬く間に半分まで縮まった。

世界ランク52位のウッドランドはマキロイがボギーをたたいた13番も獲るかに見えたが、ガードバンカーから見事なリカバリーショットを放ちながらも60センチのパーパットを外し、好機を逸してしまった。

結果的にはこれが勝敗を分けるプレーとなり、ウッドランドは14番で痛恨の3パットをすると、16番でもミスが続き、このホールでマキロイの勝利が確定した。

「大会序盤に劣勢から逆転した際、いかに自分の強さを見せることができたかという点では自分を誇りに思うよ」とマキロイ。

「とても堅調なゴルフがプレーできたね。マッチプレーでは良い流れに乗っていたんだ。昨年の『ライダーカップ』でのリッキー(ファウラー)との対戦(5&4でマキロイの勝利)で自信をつけ、そのままの流れでこの大会に臨むことができた」

「もちろんとても嬉しいよ。世界ゴルフ選手権での2勝目だし、今年初の米国での勝利だから、これ以上は望めないよ」

準決勝でウッドランドに敗れたイングランドのダニー・ウィレットは、3位決定戦でフューリックを3&2で下し、3位となった。

準決勝では18番で12メートルのイーグルパットをねじ込んでフューリックとの接戦を制したマキロイは、決勝に入ると米国のウッドランドがコース左の深いラフにつかまった4番ホールを獲り1アップとした。

北アイルランド出身のマキロイは、続く5番では、ウッドランドがガードバンカーからの寄せワンのバーディ奪取に失敗したのを尻目に、同じガードバンカーからきっちり寄せてバーディを奪い、2アップとリードを伸ばした。

マキロイは引き分けとした2番と3番では3パットのボギーをたたくも、その後はパターの調子を取り戻し、6番では10メートルの、そして続く7番では5メートルのバーディパットを沈め、一気に4アップとして、その後ウッドランドが巻き返しを見せるバックナインを迎えた。

マキロイは土曜日に21ホール回りながらも決着がこの日の朝に持ち越された準々決勝のケーシーとの一戦を、今朝、早々に1ホールで終わらせている。

短い休憩を挟んで行われた準決勝では、1番ホールに戻ったマキロイは再び2オンに成功し、このホールをバーディとした。

しかし、フューリックも5.5メートルのバーディパットを沈め、オールスクエアで勝負は進行することに。

マキロイはフューリックがグリーン外からのパーセーブに失敗した3番で1アップとリードを奪った。


かつての「全米オープン」王者であるフューリックはマキロイがパーセーブに失敗した4番を獲るも、続くロングホールではマキロイがバーディを奪い、再び先行する展開となった。

7番ではマキロイが見事なチップインバーディを奪うも、フューリックも6メートルのバーディパットをしっかりと沈め、続く8番でも同様の距離のバーディパットを沈め、勝負を振り出しに戻した。

9番ではマキロイがバンカーにつかまりボギーとしたため、フューリックがこの試合で初めて先行することとなった。

それでもマキロイは9メートル近いバーディパットを沈めた11番で勝負を五分に戻すと、フューリックが2打目をシャンクした12番で再びリードする展開となった。

しかし、続く13番ではフューリックが意地を見せ、ティショットをピン側1.5メートルにつけてバーディを奪い、オールスクエアに戻すことに成功した。

フューリックはその後、15番で3メートルのバーディパットを沈めて1アップとすると、16番でもピンそばに寄せる見事なショットを放ち、マキロイは見事なカムバックを見せたグループリーグのビリー・ホーシェル戦と同じように、残り2ホールで2ダウンの窮地に立たされるかに見えた。

しかし、マキロイもラフからの見事なチップショットでピンそば2メートルに寄せ、これを沈めると、17番ではすんでのところでホールインワンを逃す美技を見せ、このホールを獲って勝負を振り出しに戻すと、2オンに成功したロングホールの18番で圧巻のイーグルパットを沈め、決勝へと駒を進めたのである。


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