パー4で2つのイーグル！単独2位に浮上して決勝ラウンドを迎える佐伯三貴

◇米国女子◇全英リコー女子オープン 2日目◇セントアンドリュース オールドコース（スコットランド）◇6,672ヤード（パー72）

前回セントアンドリュースで開催された07年大会では7位タイフィニッシュ。この日18位タイからスタートした佐伯三貴が、“聖地”で再びの躍動を見せた。4バーディ、2ボギー、そして自身初の2イーグルを含む「66」をマーク。通算9アンダーは首位に1打差の単独2位に浮上し、絶好の位置で決勝ラウンドを迎える。

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風が強まる前の午前7時25分にスタートした佐伯は、フロントナインでチャージをかけた。1つ伸ばして迎えた4番パー4、フェアウェイから残り139ヤードの2打目はグリーン手前にキャリーし、ラインに乗ってカップイン。さらに7番パー4でも残り108ヤードの2打目が再びカップへと吸い込まれ、パー4で立て続けに2イーグルを奪った。「とりあえず明日2桁にもっていって、上も伸ばしてくると思うので、最終日に面白い位置で終われたらいい」。その3日目は、通算10アンダーで単独首位に立つチェ・ナヨン（韓国）と最終組での直接対決に挑む。

通算8アンダーの3位に首位タイから後退したモーガン・プレッセル。通算7アンダーの4位タイに、イ・ジヨン（韓国）、スーザン・ペターセン（ノルウェー）、ニコール・カストラルの3名が続く。年間メジャー4連勝がかかる朴仁妃（韓国）は通算2アンダーの22位タイに後退した。

日本勢では、メジャー初参戦の比嘉真美子が3バーディ、ノーボギーと3つ伸ばし、通算5アンダーの8位タイに浮上。上原彩子は通算1アンダーの30位タイ。宮里美香とホステスプロの森田理香子は、カットライン上の通算1オーバー59位タイで決勝ラウンドに進んだ。その一方で、18位タイスタートの宮里藍は、後半13番パー4で6オン3パットの9打を叩くなど「79」と崩れ、通算4オーバーで予選落ち。同じく、横峯さくらは通算6オーバー、上田桃子は通算7オーバー、有村智恵は通算9オーバーで予選で姿を消した。