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女子ツアー本格再スタート

1カ月のブランクをおいて再スタートを切った形の女子ツアー。マスターズの裏を張った第2戦は新設のMTCIフューチャーカップだ。

初日の首位に立ったのはベテラン・西田智慧子。そして白戸由香。女子ツアーにしては華やかな5アンダーをマークした。4アンダーの3位は売り出し中の平尾名芳子。ちょっと離れた2アンダーグループにはこれも新鋭ベテランが入り乱れ、不動裕理木村敏美、ト阿玉が並んでいる。

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西田智慧子は6バーディ、2ボギー。昨年はランキング32位と不本意なシーズンで終わってしまったが、そろそろ再起の頃合いだ。「悩みながらのラウンドでした。でもスウィングのポイントがだんだん分かってきたし、パターも良かったですね」
ポイントはテークバック。上がり過ぎていることに気がついたという。「それで低かった弾道が高くなりました。これまで何となくやってきたんですが、今回は自分で納得しながら変えてみたんです」
ギックリ腰の後遺症で飛距離が落ちた。体重も68キロ以上あったのが62キロに落ちた。「ドライバーは30~40ヤード、アイアンは2番手くらい落ちました。前は120ヤード以内は全部SWで、だからかえって難しかったんですね。今は飛距離よりもコントロール重視のゴルフです」

白戸由香も同じく6バーディ、1ボギー。「今日のバーディはほとんど10メートル内外のパット。よく入ってくれました」
今日は強めに打とうと心がけ、その心がけ通りに打つことができたという。去年の暮れから1メートル程度のパッティングの練習を集中した。ピア・ニールソンのレッスンも読んだ。だんだん短いパットに不安がなくなってきたのが大きい。

平尾名芳子はつい昨日まで絶不調だった。「昨日プロアマで回ったお客さんに、なんてひどいゴルフ!と思われたんじゃないか・・。それぐらいひどかったんです」
その不安をかかえながら「でも試合で不安になっても仕方ない!」と開き直って、とにかくグリーンの真ん中だけを攻めた。なぜか、それが好結果に繋がってしまった。ボギーなしの4バーディ。不思議なものだ。

福嶋晃子もボギーありダボありと不調。しかし「最後くらいは」と18番ロングは狙って打った。狙った結果が有終の美のイーグル。「明日はもっと楽なゴルフがしたい。今日はパーセーブばっかり。チャンスに付いてもピンの上ばっかりで。やさしいゴルフがしたいな・・」

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2000年 MTCIフューチャーカップ2000



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