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女王不動が鮮やかな逆転勝利!気になる全英女子オープンの切符は・・・

兵庫県のジャパンメモリアルゴルフクラブで開催されている、国内女子ツアー第11戦「We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の最終日。3日目を終えて、首位と4打差の4位タイにつけていた不動裕理が、最終日に怒涛の猛チャージを見せ、見事な逆転優勝を飾った。

前半、首位スタートの大塚有理子、2位スタートの大場美智恵がスコアに伸び悩む中、不動がバーディラッシュを披露し、優勝争いに加わった。続く後半、大場が2連続バーディを奪えば、不動が3連続バーディを奪うなど、2人の壮絶なデッドヒートとなった。 キーポイントになったのは、同スコアで迎えた17番パー3。大場は、ティショットを1番手間違えショートすると、アプローチを寄せきることができずボギーを叩く。1つ前を行く不動は、相手の隙を見逃さず最終18番でバーディを奪い、2打差をつけて勝負あり。不動が通算16アンダーで今季2勝目をマークした。

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試合後のコメントで不動は、昨年まで断っていた「全英女子オープン」を出場する方向で考えており、2週間後に控えている「全米女子オープン」に向け、順調な仕上がりを見せた。

一方、これから始まる海外遠征「全米女子オープン」、「HSBC ワールド女子マッチプレー選手権」、「全英女子オープン」のため、しばらく日本ツアーから離れる宮里藍は、多くのファンに応えるべく安定したティショットを披露。しかし、この日もパッティングが入らず、この日は1つスコアを伸ばして通算5アンダーの12位タイで4日間の競技を終えた。気持ちを切りかえ、不動と同じく「全米女子オープン」に照準をあわす。

なお、今大会終了時の賞金ランキングトップ5には、「全英女子オープン」の出場権が与えられる。結果は宮里、不動、米山みどり服部道子福嶋晃子の5人となった。6位の表純子、7位の横峯さくらは、惜しくも出場権を逃した。

2005年 We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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