藤田寛之を讃える谷口徹「あそこまで熱心なゴルファーはいない」
1998年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
期間:12/03〜12/06 場所:東京よみうりCC(東京)
さぁ初日。宮本勝昌が64をマークした!
いよいよ日本シリーズ。ツアースケジュールとしてはまだDDI沖縄オープンが残ってはいるが、この公式戦・日本シリーズで今季を終了するプロも多い。実質的には「シーズン最終戦」という印象が強い。
今年は初出場が多い。横尾要、宮本勝昌、谷口徹、片山晋呉、小山内護、そしてD.チャンドの6人だが、初日をリードしたのは初参加組の宮本勝昌。そして2年ぶり参加のジャンボ尾崎も68の好位置につけている。
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宮本勝昌は6番541ヤードを2アイアンでエッジに乗せてイーグル。バーディは6ホール取った。「6番から10番までは完璧でした。ご満悦」と宮本。「あとはパッティングは良かったんですが、ショットはボチボチ。けっこうダフって寄ったのもありました。でもスコアが良ければなんでもありですよね」
先週タイガー・ウッズを意識してスウィングが「ひっちゃかめっちゃか」になったという。練習ドリルの「片手で振る練習」がうまくできなくなった。「片手ってのはクラブと体の動きのチェックみたいなもんなんで、これができないのはバランス良く振れてないってことなんですよね」
ジャンボ尾崎はいきなりボギーでの発進。5番でもボギー。しかしここから盛り返して68。「寒いね。自分の思ったようなスウィングができない。寒いときはどうしても球をつかまえきれないから、今日はちょっとフックグリップで行ったんだよ」 5番までフックグリップで打って、ここでティショットが左にいき始めたので元に戻した。「今日のコンディションでは、2アンダーで十分」という。
佐藤信人は3ボギーを叩いたものの5つのバーディでカバーしジャンボと並んだ。「手の感覚が無い、スコアが上手く書けない」という。4.1度という寒さ、防寒対策として下はモモヒキをはいていたそうだ。「頑張れば、頑張っただけ遅い組(少しは暖かい?)で回れるから・・・」