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首位は謝錦昇。丸山茂樹が好発進!

先週も外国人選手の優勝。いくらなんでも少々、飽きてきた。日本選手ももう少しいいところを見せてくれないとゴルフ界全体のポテンシャルがどんどん低下してしまいそうだ。
さて初日のトップを走ったのは謝錦昇。堂々の7アンダー。カタカナ名前ではないものの、もちろん立派な台湾の外国人選手だ。外国人選手の間には「あの〇〇が勝てるならオレだって・・」というイケイケムードの楽しい(?)連鎖反応が起きているらしい。日本選手も「え? あんな××が優勝できて、オレが勝てないわけがない!」と前向きに考えてほしいものだが。

2位タイの6アンダーにはなんと8人。期待のかかる全英出場前の丸山茂樹。さらに1打差には横尾要がいるし、またまた1打下にはこのところ燃え続けている鈴木亨深堀圭一郎。7028ヤードのパー71設定ながらアンダー続出で大乱戦模様だ。

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謝錦昇はボギーなし。バーディを7つ並べての64。「このところ調子がよかったのに先週は予選落ち。頑張らなくではと思って土・日・月と休んだのがリフレッシュになった」という。

丸山茂樹もボギーなしの6バーディ。「今世紀最大の絶好調なんて言ってたのに朝からいきなりダフるし・・あんまりショット内容はよくなかったというべきか・・」と、ちょっ歯切れが悪い。内容は良くなくても結果は65。「ラフばっかりだったけど、でもまあ、いいゴルフはしてたというべきかな」
しかし前向きに考えるのがマルだ。「でも、ノーボキーというのはどんなコースでもなかなか難しいわけですからね。プラス思考で考えれば最高の滑り出しだとは思いますよ」 そのうち「オーガスタの屈辱は全英オープンで晴らします」と景気のいい宣言も飛び出した。

先週は全英行きのキップがかかっていた横尾要。ちょっと好調が遅かった。マルに「先週、なんでいい加減にやったの?」などど突っ込まれて「いやー、一生懸命やったんだけど。先週は後半になって、もうダメだとわかってからは普通にプレーしてたつもりなんですけど、そんな重い気持ちでプレーしてるように見えました?」
実はけっこう気にしているらしい。「毎週、勝ちたいと思ってプレーしてます。でも勝ちたいと思って優勝できるんなら、とっくに勝ってます」

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1998年 PGAフィランスロピートーナメント



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