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堺谷和将、単独首位。細川は6位発進

表蔵王国際CCで行われたJCBクラシック仙台。初日首位に立ったのは、7アンダー堺谷和将。1打差に藤田寛之。その後に渡辺司溝口英二河村雅之が並ぶ。

8バーディ、1ボギーとして、初日をリードした堺谷和将。「アイアンが良くて、方向・距離感はバッチリ。・・・まあ、初日だけなんですけどね」とは、先日の2試合のこと。デサントの初日はトップ、KSBでは5アンダーの4位につけたが最終日は30~40位あたりまで落ちてしまった。このコースは練習ラウンドの他に、プロテストでも回っている。隅々まで知ってはいても「爆発的なスコアは出したことがない」

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堺谷は先週の三菱自動車を直前になって欠場した。フジサンケイの頃から、左肘の辺りが痛いという。今日は痛みをこらえての出場だった。今年29才、日本大学出身。98年の戦績は、グローイング競技で優勝3回、後援競技賞金ランク1位を獲得した。

藤田寛之は10番ホールでホールインワンを決めた。エッジまで175ヤード、ピンは左。左サイドからの風が吹く中、5番アイアンでドロー。10メートル手前から転がってカップインした。「ボギーは叩きたくないなと思っていた所だったので、すごく嬉しかった」
昨年のフジサンケイのプロアマの時に17番のショートで決めたことがある。ほかにもプライベートで回ったコースで2、3回あった。「初めて見えました」とは、どの際もグリーンが見えなかったり、逆光だったりで決まる瞬間を見たことがなかった。「ガンガン行くタイプではなく、安全に安全にと思っているのでホールインワン以外は自分らしいゴルフでした」

4バーディ、ボギーなしで67とした細川和彦は6位。「最終ホールの2メートル弱をはずしたのがイタイね」しかしまだまだ初日。先週の日曜日もボギーなしだった。その波が続いているのかショットもパットも好調のままだと言う。
「もうプレーオフはイヤ。勝ってりゃいいけど、負けてるからね疲れもたまるよ。全英オープンも掛かっている・・・」この時期に休むわけにはいかない。「寒いけど、行きたいからね(笑)」

先週最終日に続き、今日も細川と回ったジャンボは1つのイーグルとバーディに2ボギーを叩き、70として不本意の40位スタート。

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1999年 JCBクラシック仙台



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