ホストプロの使命感に燃える鈴木亨
2000年 〜全英への道〜ミズノオープン
期間:06/22〜06/25 場所:瀬戸内海GC(岡山)
初日からダッシュ、首位は3人。
この試合、優勝争いそのものはもちろんだが、やはり全英オープン予選争いに決着をつける試合としての面白さが大きい。規定は単純で「日本プロからミズノオープンまでの7試合における賞金累積ランキンク上位4人、およびミズノオープン最上位者が出場資格獲得。ただし有資格者をのぞく」というものだ。
その全英オープン予選最後のチャンス、初日を首位でスタートしたのは、65をマークした伊沢利光・鈴木亨・D.スメイル。2位には田中秀道・今野康晴が6アンダーでつけている。
今大会初出場となるジャンボは佐藤信人と共に3アンダー23位からのスタート。最近出遅れ発進が多かっただけに、今回はいい感じをつかめているのでは。
14番でのボギーが先行してしまった伊沢利光だったが、その後16番からは3連続バーディを沈め、後半はイーグルで再出発した。結局1イーグル、6バーディ、1ボギーの首位タイとした。ここは伊沢にとって2年連続予選落ちのコース。決して相性がいいことはない。「この調子があと3日続くかどうか・・・。でも最近の中でも特に調子がいい。全英に出るためには勝たないと。出てみたいしね」 今週、絶好のチャンスが訪れたようだ。
7バーディ、ノーボギーの鈴木亨は、「この大会は自分にとって日本オープンと同じくらいの意味がある。だから、全英オープンに行きたいというより、ミズノオープンを取りたいという気持ちの方が強い」 先週、水巻が優勝した時に家族を呼んで息子さんを抱き上げていたのをみて良いなと思ったという。「自分の息子もゴルフに興味を持ち始めていることだし、目の前で父親が優勝しているところを見せてあげたい」
先週2年振りの優勝をあげた水巻善典は1アンダー49位からの発進。