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宮本、谷口が首位タイで最終日へ!遼は19位に後退

◇国内男子ツアー第20戦◇ブリヂストンオープンゴルフトーナメント3日目◇袖ヶ浦CC(千葉)◇7,119ヤード(パー71)◇曇り◇ギャラリー数:4700名

決勝ラウンド第1日目、単独首位からスタートした宮本勝昌がスコアを1つ伸ばし、通算9アンダーで首位をキープしている。一時は、後続から追い上げる、すし石垣諸藤将次らに首位の座を譲るなど伸び悩みを見せたが、後半、上位陣がボギーを叩いて失速すると再び首位に浮上した。同じく首位に並ぶのは谷口徹。この日3ストローク伸ばす攻勢を見せ首位の宮本と並び、ともに今季初勝利を懸けて戦う。

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首位と1打差の通算8アンダー単独3位には、4ストローク伸ばした河井博大、通算7アンダーの4位タイには松村道央諸藤将次すし石垣の3選手が続いている。

今大会招待選手であるブラント・スネデカーは前半に2つのバーディを奪ってスコアを伸ばすも、後半は2つのボギーを叩き、通算5アンダーの10位タイに順位を上げている。

通算5アンダーの7位タイからスタートした石川遼は、この日はスタート直後の2番でダブルボギーとすると、14番でトリプルボギーを叩く大乱調。それでも3つのバーディを奪って通算3アンダーの19位タイ。首位と5打差で最終日を迎える。

<今季初勝利へ谷口徹がトップタイに並ぶ>
初日終了時点でトップに6打差をつけられていた谷口が、最終日を前に宮本をとらえた。1番でバーディ発進を決めながら、その後はグリーン上で苦しみパーが並んだ。それでも後半16番(パー5)で第2打をグリーン手前のカラーまで運びバーディ。さらに最終18番(パー5)も奥から3メートルをねじ込んでバーディとしガッツポーズで締めくくった。昨年の「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」以来の通算17勝目へ絶好の位置。リーダーズボードを見わたし「ルーキーから中堅、ベテランとバラエティに富んでいる。面白そうだけど勝ちたいと思います」と言い切った。

<単独首位の座を逃した宮本勝昌も闘志は衰えず>
8アンダーをマークした初日の貯金で、予選ラウンドは単独トップを守ってきた宮本勝昌。しかし出だしの1番からボギーを叩くなど、4バーディ、3ボギーの「70」と伸ばしきれずに谷口に並ばれた。それでも「予想通り混戦になってきた」と笑みを作る。本調子には程遠い状態で戦っていることもあり「緊張感を持ってやることが大事」と久々の優勝争いを歓迎した。完全Vを決めれば通算9勝目。「汚いゴルフでいいからやっていきたい」とホストプロは泥臭く頂点を狙う。

すし石垣は念願のツアー初勝利を射程圏に>
5アンダーの7位タイから出た、すし石垣が中盤に安定したショットを見せて首位に2打差の4位タイで最終日を迎えることになった。12番までに4つのバーディを奪って一時はトップに浮上し、同組の石川遼のお株を奪うようなプレーを展開。上がり2ホールの連続ボギーで後退し「お腹が空いてしまった。スタミナが無かった」と話したが、「いい位置にはいる。きょうはゆっくり休みます」と勝負の最終日を見据えた。

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2011年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント



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