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石川遼

遼、現地のプロキャディを採用 グリーンに好感触

24日(木)に開幕する米国男子ツアー「クラウンプラザインビテーショナル」(テキサス州/コロニアルCC)に出場する石川遼が、開幕前日の23日にプロアマ戦に出場。18ホールをラウンドし、最後の調整を終えた。

今週を皮切りに、6月21日開幕の「トラベラーズ選手権」までの米ツアー5連戦に臨む石川。今週のキャディは、現地でプロキャディを務めるビル・オヘラ氏を帯同し、「今日も1打1打の指示をもらいました。コミュニケーションも取れているし、かなり心強い存在です」。初めてプレーするコースに加え、この日は強い風が吹き荒れるコンディション。オヘラ氏の指示を細かく仰ぎながら、コースや風の特徴を頭に刻んでいった。

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「日本の林間コースっぽくて、かつ木が少ないバージョン。どちらかというと、自分に合っている感じがします」と、コースに抱く印象は悪くはない。特に、グリーンについては「見た目とのギャップが少ない。感じたままのタッチで合うし、今まで勝ってきたコースと共通したものがある」とフィーリングの一致を口にする。警戒すべきは、入るとボールがスポッと埋まってしまう、グリーン回りのバミューダ芝のラフ。「入らないように、的確にグリーンに乗せていきたい」と、まずは堅実なパーオンをポイントに掲げた。

今回の5週間に渡る遠征のテーマについて、「粘ることと、繋ぐこと。この2点です」と明かす石川。「ドライバー、アイアン、ウエッジ、パターと、1つ1つが途切れないようにして粘りのプレーをしていきたい」。5連戦の大事な初戦。胸に刻んだテーマを体現し、米ツアーのシード獲得に向けた戦いの流れを築く。

2012年 クラウンプラザインビテーショナル



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